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【地方競馬】ダート三冠競走など南関東重賞日程発表…東京ダービーは6月5日に決定、川崎記念は4月へ移行
2023/11/14 19:09
14日、南関東地方競馬連絡調整会議は、来年から始まるダート三冠競走など2024年の重賞日程を発表した。
来年からスタートするダート改革の目玉、ダート三冠競走は一冠目の羽田盃(Jpn1・大井・ダ1800m)が、4月24日に実施。二冠目となる東京ダービー(Jpn1・大井・ダ2000m)は、6月5日、三冠最終戦のジャパンダートクラシック(Jpn1・大井・ダ2000m)は、10月2日に開催されることとなった。
その他大きな変更点としては、1月に行われていた川崎記念(Jpn1・川崎・ダ2100m)が、4月3日へ引っ越し。これまでJpn2で行われていた浦和のさきたま杯(Jpn1・浦和・ダ1400m)は、Jpn1に昇格して6月19日に実施される。南関東各主催者からのコメントは以下の通り。
「ダート三冠競走始まりの年」
●浦和競馬
令和6年は、一年を通じて「はくぼ開催」を実施します。全日本的なダート競走体系の整備により「さきたま杯」がJpn1に昇格し、古馬短距離路線の上半期の頂点競走として、6月19日に実施します。また、これまで7月に実施していた「プラチナカップ(S3)」をさきたま杯の前哨戦として位置づけ、5月22日に実施します。昼から夜まで南関競馬を楽しめる大井競馬との協同開催を3日間行います。浦和競馬関係者一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
●船橋競馬
令和6年は、全13回(64日間)の開催とし、通年ナイター開催とします。「かしわ記念(Jpn1)」は5月1日(水)に実施します。全日本的なダート競走体系の整備により、「マリーンカップ(Jpn3)」は実施時期を変更し、3歳牝馬路線の下半期の頂点競走として9月26日(木)に実施します。南関東重賞競走については、「平和賞」をS3からS2に格上げし、10月30日(水)に実施します。また、大井競馬とのナイター協同開催を5日間実施し、南関ナイター競馬を盛り上げていきます。
●大井競馬
令和6年の大井競馬は18開催、96日間の開催で、トゥインクルレースは78日間実施します。令和6年は、3歳ダート三冠競走の始まりの年であります。そのトライアルとして、雲取賞(Jpn3)を令和6年2月14日に、京浜盃(Jpn2)を3月20日に交流重賞として実施します。3歳ダート三冠競走は、一冠目の羽田盃(Jpn1)が4月24日、二冠目の東京 ダービー(Jpn1)が6月5日、そして、秋に移設し、名称を変更した三冠目の ジャパンダートクラシック(Jpn1)を10月2日に実施します。古馬路線では、上半期のダート競馬の総決算「帝王賞(Jpn1)」を6月26日、ダート競馬の1年を締め括る国際交流競走「東京大賞典(G1)」を12月29日に 実施します。また、2歳の新設重賞(準重賞から格上げ)ジェムストーン賞(S3)を12月5日に行います。この新設により、年明け3歳路線の充実を目指します。令和6年の協同開催は、浦和との協同開催を3日間、ナイター競馬をダブルで楽しめる船橋との協同開催を5日間の合計8日間実施します。そして、冬場の出走馬ラッシュ対策として、1月21日と2月11日の日曜日に夜間開催日を追加し、それぞれ6日間開催といたします。
●川崎競馬
令和6年の川崎競馬は13開催(64日間)、スパーキングナイター開催は4月から12月までの49日間になります。恒例の正月開催は令和6年1月1日(祝月)から5日(金)までの5日間で実施し、 浦和・船橋・川崎競馬場で持回り開催の重賞である3歳限定「ネクストスター東日本 (S3)」を3月14日に実施します。令和6年はダートグレード競走の体系整備に伴い、川崎記念(Jpn1)は4月3日に、エンプレス杯(Jpn2)は新たに古馬牝馬の上半期の頂点競走として5月8日に移設し、 それぞれナイターで実施します。また、2歳ダート王決定戦「全日本2歳優駿(Jpn1)」は12月11日に実施し、年末競馬を盛り上げます。
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