29日、高知競馬場で行われた6R・黒潮スプリンターズカップ（4歳上・ダ1300m）は、田中学騎乗の1番人気、イグナイター（牡5・兵庫・新子雅司）が快勝した。9馬身差の2着に2番人気のアメージングラン（牡6・高知・打越勇児）、3着にジョウショーモード（牡5・高知・雑賀正光）が入った。勝ちタイムは1:20.7のレースレコード（重）。

　3番人気で赤岡修次騎乗、アポロティアモ（牡6・高知・田中守）は、4着敗退。

　昨年の勝馬で、黒船賞、かきつばた記念と、ダートグレードを連勝し、「NARグランプリ2022」の年度代表馬に輝いた兵庫所属イグナイターが人気を集めた。好スタートを切ったユニバーサルライトがハナに立ち、イグナイターは2番手を追走し、レースは進んだ。3コーナー手前、イグナイターがユニバーサルライトをかわすと、直線で、後続を引き離し、2着アメージングランに9馬身差をつけ圧勝。勝ち時計1:20:7は、レースレコードで、地方競馬所属馬として初の黒船賞連覇に向け上々の滑り出しとなった。

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