29日、大井競馬場で行われた交流G1・帝王賞は、5番人気のメイショウハリオが強豪各馬を外から差し切り、嬉しいタイトルを手にした。断然の1番人気に支持されたテーオーケインズは伸びきれずに4着敗退。

帝王賞、勝利ジョッキーコメント
1着　メイショウハリオ
浜中俊騎手
「めちゃめちゃ気持ち良かったですね。ありがとうございます。テーオーケインズの後ろで競馬しようとは思っていたので、思いのほか道中は理想通りのプランで来たので、あとは最後は頑張ってくれという感じで追っていました。大方こうなるか、テーオーケインズがもう先に行っちゃうかだとは思っていたんですけれども、メイショウハリオにとっては思った通りのポジションだったと思います。しっかり追ってから伸びてくれる馬なので、先頭に真っ先に立ってしまったんですけれども、内から外からと馬が迫ってきてはいたんですけれども、本当に歯を食いしばって凌いでくれたなと、本当に馬に感謝したいですね。今日のメンバーに勝ったというのは本当に大きな自信になりましたので、次のレースも期待したいですね。ナイターで乗るのが久しぶりだったんですけれども、本当に雰囲気が良くて、お客様の歓声もずっと競馬場に響いていましたので早くレースしたいなという気持ちではいました。僕自身このG1を勝つのが久々でしたし、今日も暑かったと思うんですけども、みんな遅くまで競馬を応援してくれて本当に感謝しています。これからも競馬をみんなでもっともっと盛り上げていければ嬉しいなと思いますので、これからも沢山応援してください。今日は本当にありがとうございました」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　29日、大井競馬場で行われた11R・帝王賞（Jpn1・4歳上オープン・ダ2000m）は、浜中俊騎乗の5番人気、メイショウハリオ（牡5・栗東・岡田稲男）が勝利した。クビ差の2着に3番人気のチュウワウィザード（牡7・栗東・大久保龍志）、3着に2番人気のオメガパフューム（牡7・栗東・安田翔伍）が入った。勝ちタイムは2:03.3（良）。

　1番人気で松山弘平騎乗、テーオーケインズ（牡5・栗東・高柳大輔）は、4着敗退。

【帝王賞】岡田師「ハリオ号も自信に繋がる」メイショウハリオが交流G1初制覇