8日、福島競馬場で行われた2R・2歳未勝利（芝1200m）で6番人気、丸田恭介騎手騎乗、エンパイアシュアー（牡2・美浦・和田雄二厩舎）が、2着にクビ差で快勝した。2着にマーマレードガール（牝2・美浦・中野栄治厩舎）、3着にウインレフィナード（牡2・美浦・畠山吉宏厩舎）。勝ちタイムは1:10.7（稍重）。

1番人気のナーゲルリング（牝2・美浦・伊藤圭三厩舎）は7着、2番人気のトーセンリスト（牝2・美浦・菊沢隆徳厩舎）は6着敗退となった。

トビーズコーナーというあまり耳慣れない種馬の産駒、エンパイアシュアーが豪快な差し切りを決めた。サンデー系に掛け合わせ可能貴重な血脈で16年に初年度産駒がデビューしている。レースでは中団で折り合い外目を通って進出、3コーナー過ぎから鞍上の激しいアクションで追い上げを開始すると徐々に前との差を詰め始めた。4コーナーから直線にかけて大外から脚を伸ばすと、前がバテたところを捕らえて見事に差し切った。