３日、中山競馬場で行われた６Ｒ２歳新馬（芝２０００メートル）は、昨年の宝塚記念を制したマリアライトの全妹エリスライト（牝２、久保田＝父ディープインパクト、母クリソプレーズ）が５馬身差の圧勝をおさめた（勝ち時計２分０３秒７）。

互角のスタートから道中は中団の後ろでじっくり溜める形。勝負どころから外を
回って追い上げると、直線では後続を突き放すワンサイド勝ちだった。

姉の主戦もつとめた蛯名は「とりあえずホッとしました。お姉さんは徐々に力をつけていった馬ですし、あまり期待されすぎても…と思っていたので。それでいてしっかり結果を出すのだから大したものです。テンションが上がりすぎたり、急に抜けちゃったりと課題はありますが、中間の部分ができてくればもっと良くなるでしょう。いい素質があると思うので、今後が楽しみです」と笑顔で振り返った。