11月9日、京都競馬場で行われたG3・みやこステークス（ダ1800m）は、坂井瑠星騎乗のダブルハートボンドが重賞初制覇を飾った。このレースの1着馬にはチャンピオンズカップ（12月7日・中京）への優先出走権が与えられる。

みやこステークス、勝利ジョッキーコメント
1着　ダブルハートボンド
坂井瑠星騎手
「きょうの馬場傾向的にレコードが出るかなと思いました。あのペース本当に唸っていくような手応えで非常に強い内容だったと思います。（レースプランは）行く馬がいたらそれを行かせて、リズム重視で特に決めていませんでした。いつもひと踏ん張りしてくれる馬ですし、きょうも何とか凌いでくれるんじゃないかなと思っていました。デビュー前から高い素質を持っていた馬ですが、なかなか順調に使えず時間がかかりました。大久保厩舎のスタッフ、牧場の皆さん、大久保厩舎の谷口助手と二人三脚でやらせてもらったので、本当に勝つことが出来て嬉しいです。男馬相手に重賞勝てましたし、次も楽しみだなと思います」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　11月9日、京都競馬場で行われた11R・みやこステークス（G3・3歳上オープン・ダ1800m）は、坂井瑠星騎乗の2番人気、ダブルハートボンド（牝4・栗東・大久保龍志）が勝利した。クビ差の2着に7番人気のサイモンザナドゥ（牡5・栗東・小林真也）、3着に3番人気のロードクロンヌ（牡4・栗東・四位洋文）が入った。勝ちタイムは1:47.5のレコードタイム（不良）。

　1番人気で松山弘平騎乗、アウトレンジ（牡5・栗東・大久保龍志）は、7着敗退。

【ブリーダーズGC】坂井瑠「勝ち馬の決め手が上でした」ダブルハートボンドは初黒星