3日、阪神競馬場で行われた11R・鳴尾記念（G3・3歳上オープン・芝2000m）で　3番人気、武豊騎手騎乗、ステイインシアトル（牡6・栗東・池江泰寿厩舎）が、2着にクビ差をつけ見事逃げ切った。2着にスマートレイアー（牝7・栗東・大久保龍志厩舎）3着にマイネルフロスト（牡5・美浦・高木登厩舎）。勝ちタイムは1:59.4（良）

見事なペースコントロールだった。ステイインシアトルは好スタートから先手を奪い1コーナーへ。バンドワゴンなどが続いて好位に付けるとややかかり気味に追走、それを見るようにスマートレイアーは5.6番手についた。1000メートル通過を1分1秒台で通過し、ゆったりとした流れで4角へ向かうと、スマートレイアーが外目から進出し、逃げるステインシアトルを追いかけた。余力を残して逃げた同馬はゴールまでしっかりとした足取りで逃げ、見事オープン、重賞初制覇を遂げた。

6歳にして10戦目と休み休み使われて来た同馬はまだまだフレッシュな馬体をしており、さらなる飛躍が期待される。