27日、京都競馬場で行われた8R・京都ハイジャンプ（G2・4歳上オープン・障3930m）で圧倒的1番人気、熊沢重文騎手騎乗、マドリードカフェ（牡6・栗東・荒川義之厩舎）が2着に5馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは4:32.2（良）。2着にテイエムオペラドン（牡8・栗東・浜田多実厩舎）、3着にスズカプレスト（牡5・栗東・橋田満厩舎）。

2番人気で中山グランドジャンプ5着のルペールノエル（牡7・栗東・藤原英昭厩舎）は競争中止となった。

障害に新星が現れた。一昨年の万葉ステークスを勝つなど芝のオープンでも活躍したマドリードカフェが障害転向して3連勝と実力を発揮した。スタートから先手を取り第1障害を超えた所で2番人気のルペールノエルがまさかの落馬。波乱の展開を予感させたが、そのまま先手を譲らず一方的な競馬で障害重賞初勝利を挙げた。