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【東京ダービー】吉村誠「3角手前から追い出すような感じで…」カナルビーグルは5着まで
2025/6/11 21:17
交流G1初制覇がかかった若武者・吉村誠之助とカナルビーグルは見せ場なく敗れた。道中は少し離れた中団からの競馬に。早々に手が動き出す展開で、直線では大外へ持ち出したもののジリジリとした伸びにとどまった。きょうのところは見せ場を作れずに5着までが精一杯だった。
5着 カナルビーグル
吉村誠之助騎手
「少し返し馬から硬さもあって、競馬でもその辺りが動ききれないところがありました。道中抱えるところもなくて、3コーナー手前から追い出すような感じでかなりロングスパートになりました。流石に馬もしんどかったかなというところと、直線でも右手前のままだったので、返し馬で感じた左手前の硬さ、その辺りで左トモが使えてなかったのかなと思います。それでも良く走ってくれています。まだまだキャリアは浅いですし、よく頑張ってくれました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
6月11日、大井競馬場で行われた11R・東京ダービー(Jpn1・3歳・ダ2000m)は、横山武史騎乗の1番人気、ナチュラルライズ(牡3・美浦・伊藤圭三)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に2番人気のクレーキング(牡3・美浦・中舘英二)、3着に6番人気のシーソーゲーム(牡3・大井・藤田輝信)が入った。勝ちタイムは2:03.8(不良)。
単勝1.5倍の支持に応える

昨年創設されたダート三冠競走は、今年で2年目を迎えた。東京ダービーでは、羽田盃を圧勝した横山武史騎乗の1番人気・ナチュラルライズが快勝し、見事ダートクラシック二冠を達成した。レース前半はややかかり気味に進み、逃げる形でやや意外な展開に。それでも終始先頭をキープする形で勝負どころまで運ぶと、手応えを残して直線でもうひと伸びを見せた。2着以下に2馬身半の逃げ切りで力が違いすぎた。
ナチュラルライズ 6戦5勝
(牡3・美浦・伊藤圭三)
父:キズナ
母:レディマドンナ
母父:Distorted Humor
馬主:吉岡寛行
生産者:グランド牧場
【全着順】
1着 ナチュラルライズ 横山武史
2着 クレーキング C.ルメール
3着 シーソーゲーム 御神本訓史
4着 ナイトオブファイア 矢野貴之
5着 カナルビーグル 吉村誠之助
6着 フレンドローマ 鷹見陸
7着 ケンシレインボー 山中悠希
8着 スマイルマンボ 吉原寛人
9着 アメージング 田辺裕信
10着 プレミアムハンド 笹川翼
11着 カセノタイガー 野畑凌
12着 ミーヴァトン 町田直希
13着 ウィルオレオール 石川倭
14着 プローラーティオー 本橋孝太
15着 スキャロップ 吉井章
16着 テディージュエリー 増田充宏
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