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【ジャパンカップ】キセキがマイペースに持ち込み粘る!惜しい2着

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2018/11/25 21:50

キセキと川田将雅騎手が天皇賞に続いて見事な逃げ脚を見せた。前半1000mは59.9。その後は11秒台半ばのペースを刻み、徐々にペースアップ。ラスト3ハロン目で11.0とペースアップし引き離しにかかった。淀みないペースで後続の脚も封じ、ラスト1ハロンまでこれでかわされてはという見事な快走だった。勝ち馬は2:20.6の大レコード。自身も2:20.9と本来なら大レコードと呼べる時計なだけに、もはや相手が悪かったとしか言いようがない。レース後、報道陣の前に現れた川田将雅騎手は、やりきったというような表情でレースを振り返った。

2着 キセキ
川田将雅騎手
「とにかく自分の競馬をしようと考えていました。返し馬も、競馬もいい雰囲気でした。普通ならば押し切れるレースだと思うのですが、素晴らしい馬(アーモンドアイ)がいましたからね。ここまで状態をよくしてくれたスタッフに感謝したいと思います。キセキは目一杯頑張ってくれました」

【ジャパンカップ】ルメール「素晴らしくて言葉がありません」アーモンドアイがレコードで古馬撃破

レース結果、詳細は下記のとおり。

25日、東京競馬場で行われた11R・ジャパンカップ(G1・3歳上オープン・芝2400m)で1番人気、C.ルメール騎乗、アーモンドアイ(牝3・美浦・国枝栄)が快勝した。1.3/4馬身差の2着にキセキ(牡4・栗東・中竹和也)、3着に2番人気のスワーヴリチャード(牡4・栗東・庄野靖志)が入った。勝ちタイムは2:20.6のレコード(良)。

凱旋門賞を意識できる名牝

2分20秒6という衝撃のレコードタイムを叩き出して競馬場が歓声で揺れた。最内枠から先行策を取り、3、4番手の位置からキセキを見ながらいつでもかわせる手応えで進むと、直線も坂上まで馬なりで進出。ラスト1ハロンで楽々前を捉え、この馬についていける馬はどこにもいなかった。とんでもレコードのペースでもゴール前では1頭、力強く伸びて圧勝。アーモンドアイに敵う馬が国内にいるのか、レース後の談話でルメール騎手はハッキリと「凱旋門賞へいきたい」という言葉を口にした。

アーモンドアイ 7戦6勝
(牝3・美浦・国枝栄)
父:ロードカナロア
母:フサイチパンドラ
母父:サンデーサイレンス
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 アーモンドアイ
2着 キセキ
3着 スワーヴリチャード
4着 シュヴァルグラン
5着 ミッキースワロー
6着 サトノダイヤモンド
7着 ハッピーグリン
8着 ウインテンダネス
9着 サトノクラウン
10着 サンダリングブルー
11着 カプリ
12着 ガンコ
13着 ノーブルマーズ
14着 サウンズオブアース

※主催者発表のものと照らし合わせください