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【サウジカップ】高木師「完璧なタイミングで差したと思ったのですが…」ウシュバテソーロは惜しい2着

サウジカップ ゴール前 (C)Jockey Club of Saudi Arabia Mahmoud Khaled

 現地時間2月24日、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた、サウジカップデー9R・サウジカップ(G1・ダ1800m・1着賞金1000万ドル=約15億円)は、J.アルバラード騎乗、セニョールバスカドール(牡6・T.フィンチャー)が快勝。2着に日本馬の川田将雅騎乗ウシュバテソーロ(牡7・美浦・高木登)、3着にサウジクラウン(牡4・B.コックス)が入った。勝ちタイムは1:49.50。

 日本から参戦した、C.ルメール騎乗のデルマソトガケ(牡4・栗東・音無秀孝)は5着、J.モレイラ騎乗のクラウンプライド(牡5・栗東・新谷功一)は9着、坂井瑠星騎乗のレモンポップ(牡6・美浦・田中博康)は12着敗退。

2着 ウシュバテソーロ
川田将雅騎手
「馬の具合も素晴らしい状態で今日まで連れてきてもらいました。レース自体もこの馬らしく走りながら気持ちを出してくれて、とても良い走りをしてくれましたが、勝つという結果だけ得ることができなかったです。本当に素晴らしい走りをしてくれて、ウシュバテソーロらしく走り切ってくれたと思います」

高木登調教師
「馬はしっかり走っています。完璧なタイミングで差したと思ったのですが…。2000mの方が競馬はしやすいと思いますし、ドバイに繋がると思います」

【画像】サウジカップ写真判定

惜しくも2度目の世界制覇ならず

ゴール前接戦となったセニョールバスカドールとウシュバテソーロ (C)Jockey Club of Saudi Arabia

 レースではスタートから横一線の激しい先行争いに。日本勢はレモンポップ、クラウンプライド、デルマソトガケが中団、後方にウシュバテソーロが構える形に。ハイペースの展開から直線では差し馬の決着となり、ゴール手前では後方から差し脚を伸ばしたウシュバテソーロが一瞬先頭に立ったが、外から米セニョールバスカドールが測ったような差し切りを見せた。

【全着順】
1着 セニョールバスカドール(米)J.アルバラード
2着 ウシュバテソーロ(日)川田将雅
3着 サウジクラウン(米)F.ジェルー
4着 ナショナルトレジャー(米)F.プラ
5着 デルマソトガケ(日)C.ルメール
6着 アイソレート(首)J.ロザリオ
7着 ディファンデッド(沙)L.サエス
8着 スコットランドヤード(沙)L.モラレス
9着 クラウンプライド(日)J.モレイラ
10着 ホワイトアバリオ(米)I.オルティスJr
11着 カーメルロード(沙)C.オスピーナ
12着 レモンポップ(日)坂井瑠星
13着 パワーインナンバーズ(沙)A.アルファライディ
14着 ホイストザゴールド(米)J.ヴェラスケス
出走取消 メイショウハリオ(日)浜中俊

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