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【リヤドダートスプリント】川田「焦らずこの馬の競馬をしてきました」リメイクが快勝

リヤドダートスプリント・リメイクと川田将雅騎手 (C)Jockey Club of Saudi Arabia

 現地時間2月24日、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた、サウジカップデー5R・リヤドダートスプリント(G3・ダ1200m・1着賞金90万ドル=約1億3500万円)は、川田将雅騎乗のリメイク(牡5・栗東・新谷功一)が快勝。2着にスケリー(せん5・S.アスムッセン)、3着にボールドジャーニー(牡5・B.モット)が入った。勝ちタイムは1:10.42。

 日本から参戦した、団野大成騎乗のジャスパークローネ(牡5・栗東・森秀行)は4着、C.ルメール騎乗のケイアイドリー(牡7・栗東・村山明)は6着敗退。

 リメイクが2年連続の参戦で見事に勝利を決めた。レースではジャスパークローネがハナ争いへ。リメイクは中団。ケイアイドリーは最後方からの競馬に。直線ではジャスパークローネが先頭で粘り込みを図ったが、リメイクがラスト1ハロンから猛追。2着に入ったアメリカ馬を悠々と捕らえて、フォーエバーヤングに続いて日本勢が連勝となった。

【動画】英語でインタビューに答える川田将雅騎手

新谷師「スタッフと試行錯誤してきた」

リヤドダートスプリント・リメイクと川田将雅騎手 (C)Jockey Club of Saudi Arabia Erika Rasmussen

リヤドダートスプリント公式会見
一問一答
●素晴らしいパフォーマンスですごい脚を見せてくれたと思うんですけど、予想されてましたか。それとも見ていてこの通りだったなっていうか、思ったよりも来たな。そのあたり、いかがですか。
(新谷調教師)
「リメイクの力を出してくれたら、十分差してくれるとは思ってました。ただ、このレースに来る昨年ですね、2着になった悔しさから、いかにどうしたら勝てるのだろうかっていうところをスタッフと試行錯誤して来たサウジです」

●前半が速かったと思うんですけど、ペースはそういうレースの方が合っているという認識でしょうか
(新谷調教師)
「そうですね。全体が流れたら、最後鋭い脚を使ってくれますし、全体のレースが遅かったらそれなりのポジションで競馬できるっていう強みのある馬です」

●どのようにレースを運んだか、ペースだったり展開だったり、どう感じておられますか。
(川田騎手)
「ペースは速くなるだろうと思いましたので、初めからこういう競馬を想定して、それ通りの雰囲気の競馬の流れだったので、焦らずこの馬の競馬をしてきました」

●今回サウジアラビアリヤドに来て、1つ大きいレース勝つ、さらに前田オーナーの勝負服で勝つっていうのはどのような意味をお持ちですか。
(川田騎手)
「とても嬉しく思います。昨年、この馬がここにチャレンジしてる時に乗ってらっしゃったのは、僕が1番大事な先輩である福永祐一さんで、引退レースで、悔しい思いもやりきった思いも見てましたし、そこの1年越しに僕が手綱を引き受けて、オーナーの馬で勝てたというところを、本当にありがたく思います」

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