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渡部厩務員「グランアレグリアは国会中継が好きだった」講演で思い出振り返る…ホースメッセTOKYO2024

渡部貴文厩務員(C)Hiroki Homma

 2月12日、第6回ホースメッセTOKYO2024がJRA馬事公苑で開催され、藤沢和雄元調教師と渡部貴文厩務員(蛯名正義厩舎)の講演が行われ、「HappyなHorseのつくりかた」というテーマでスタート。150名近いファンが会場に詰めかけた。渡部厩務員は普段の業務を行いつつ、自身の会社「一般社団法人Happy Horse Creators」を設立し、「正しく楽しい馬事文化を普及したい」という思いがあるという。この思いに藤沢氏が賛同して今回の講演が実現した。

「ラジオに耳を当てていた」

 講演後半の質問コーナーではグランアレグリアの秘話があればと、当時藤沢厩舎で担当していた渡部厩務員への質問も。「あの馬は何故かラジオが好きで、藤沢厩舎では普段周りの物音とかにびっくりしないようにラジオがかかっているんですけど、ラジオの機械に耳を当てていつもずっと聞いてました」という秘話に驚きの声が上がった。

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 続けて「何故か野球と相撲は好きじゃなかった。国会中継をずっと聞いていた」という話しに会場は爆笑に包まれた。また、ラジオをかけている理由について藤沢氏は「音に鈍感になるというかあまり気にしなくなる。静かな音楽を流していると、外で物音がしてもあまり気にならなくなる」独自の考えを明かしていた。

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