5日、船橋競馬場で行われた地方交流重賞、かしわ記念（G1・4歳上・ダ1600m）で2番人気、武豊騎手騎乗、コパノリッキー（牡7・栗東・村山厩舎）が、2着に2馬身差をつけ快勝した。2着にインカンテーション（牡7・栗東・羽月厩舎）、3着にモーニン（牡5・栗東・石坂厩舎）。勝ちタイムは1:39.9（良）

普段の先行策から一転、後方待機策にスタンドがどよめいた。スタートがあまり良くなく、腹を括って先行争いを尻目に中団に下げると3コーナー過ぎまでじっくり脚を溜めた。4コーナーでは外を回って一気に差を詰め、直線では手応えと勢いが一頭違い一気の差し切りでゴール。昨年同様、ドクターコパこと小林祥晃オーナーの誕生日に捧げるメモリアルVとなった。

1着 コパノリッキー/武豊騎手
「嬉しいですね。枠順が1番だったので、色んなケースを想定していたのですが、スタートが良くなかったので、先行する選択肢はなかったですね。前半力んで後半バテるというレースが続いていたので、今日みたいなレースはしてみたいと思ってました。ある程度は思い通りになりました。道中良い感じでしたし、直線向く時の感じも良かったので、久々にこの馬らしい走りが出来たかなと思います。得意の舞台だったので、ここで走ってくれて良かったです。この馬は掴み所がないというか未だにわからない所が多いのですが走った時は強いですね。いつ走ってなんで走ってなんで負けたのか良くわからないですね。風水次第じゃないですか（笑）良いゴールデンウィークになりました。」

5着 ブラゾンドゥリス/内田博幸騎手
「1600mの4つのコーナーはちょっと多いかなと思います。」