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【園田・コウノトリ賞】断然人気スマイルミーシャが完勝…吉村「この馬のレース出来た」

コウノトリ賞・スマイルミーシャと吉村智洋騎手 (C)兵庫県競馬組合

 1月11日、園田競馬場で行われた11R・コウノトリ賞(重賞・4歳上・牝・ダ1870m)は、吉村智洋騎乗の単勝1.1倍の1番人気、スマイルミーシャ(牝4・兵庫・飯田良弘)が快勝した。3馬身差の2着に2番人気のクリノメガミエース(牝5・兵庫・石橋満)、3着にアイヤナ(牝4・兵庫・田村彰啓)が入った。勝ちタイムは2:05.1(良)。

 タガノオボロとニネンビーグミが主導権争いを繰り広げ、スマイルミーシャは離れた3番手というビクトリーポジションをキープ。危なっかしいシーンは一切なく、文字通りの完勝で重賞6勝目、あらためて4歳最強馬の地位を不動のものにした。今後に関しては「鞍上も疲れを気にしていたので放牧に出すことになると思います。少しゆっくりさせて暖かくなったら坂路で鍛えてもらって、戻ったら能検を叩いて兵庫女王盃(4月4日)というローテを考えてます」と飯田良師。

1着 スマイルミーシャ
吉村智騎手
「園田金盃のデキはなかったが、力が違うと思ってましたから。レース展開もイメージ通り。後ろが動いたらタイミングを見て抜け出そうと思ってましたが、しっかりこの馬のレースができました」

【写真】コウノトリ賞・スマイルミーシャと吉村智洋騎手

笹田「悔しいですが納得の2着」

コウノトリ賞 口取り (C)兵庫県競馬組合

2着 クリノメガミエース
笹田知宏騎手
「やりたいレースはできました。相手が上だったと言うしかありません。もちろん悔しいですが納得の2着です」

3着 アイヤナ
永井孝典騎手
「折り合いに苦労して戸惑いながら走ってましたが、結果的にそれがいいほうに出た感じです。前へ行っても潰されるだけなので終い重視の競馬で正解でした。収穫大の一戦です」

4着 マヤローザ
廣瀬航騎手
「スタートでトモを滑らせたのが痛かった。最後までじわじわ伸びてたし、これぐらいの距離のほうがいいかも」

5着 マルグリッド
下原理騎手
「できればインを走りたかったんですが、位置取りはイメージ通り。思ったほど走れませんでしたがこれからの馬。今後に期待です」

6着 クレモナ
杉浦健太騎手
「後方でで上手く折り合えたんですが、いざ追い出したら思ったほど弾けませんでした」

7着 デンコウハピネス
鴨宮祥行騎手
「ひと息入っていたせいか力んで走ってました。一回使ってれば結果は違ったと思います」

8着 ニネンビーグミ
山本咲希騎手
「ハナか2番手でとの指示。あの展開は覚悟してましたが、持ち味を出して紛れを求めるにはああいう競馬しかないので」

スマイルミーシャ 12戦10勝
(牝4・兵庫・飯田良弘)
父:カレンブラックヒル
母:クリスマドンナ
母父:シンボリクリスエス
馬主:松野真一
生産者:猿橋義昭

【全着順】
1着 スマイルミーシャ
2着 クリノメガミエース
3着 アイヤナ
4着 マヤローザ
5着 マルグリッド
6着 クレモナ
7着 デンコウハピネス
8着 ニネンビーグミ
9着 タガノオボロ

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