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【東京シンデレラマイル】御神本「抜群の切れ味」スピーディキックが2連覇

東京シンデレラマイルをスピーディキックに騎乗して勝利した御神本訓史騎手 (C)東京シティ競馬

 12月30日、大井競馬場で行われた10R・東京シンデレラマイル(S1・3歳上牝・ダ1600m)は、御神本訓史騎乗の1番人気、スピーディキック(牝4・浦和・藤原智行)が勝利した。クビ差の2着にラブラブパイロ(牝4・大井・荒井朋弘)、3着にサルサレイア(牝7・大井・堀千亜樹)が入った。勝ちタイムは1:43.6(良)。

 2番人気で本橋孝太騎乗、メイドイットマム(牝3・船橋・石井勝男)は、6着敗退。

1着 スピーディキック
御神本訓史騎手
「無事に勝つことができてほっとしています。今日もスタートうまく出てくれて、道中もいい感じでした。頭数が多い分進路を選びながらの騎乗で、4コーナーでは不利を受けましたが、最後はしっかりとした末脚を出してくれましたので、無事勝つことができました。今日は57kgを背負ってのレースで心配していましたが、スタッフのみなさんがしっかりと仕上げてくれましたので、抜群の切れ味でした。精神的にも成長を感じますし、今年は強い馬と戦ってきてタイトルを取らせることができなかったので、最後に一つ取ることができてほっとしています。この仔には繁殖という仕事が残っていますので、いい状態であげてもらえるように、来年は内容の濃いレースをしていきたいと思っています。いつも大勢のファンの皆様にご来場していただき感謝しています。今日は強いスピーディキックを久しぶりにお見せすることができてほっとしています。来年、さらに活躍してくれることを願って、また頑張っていきますので応援よろしくお願いいたします。今日はありがとうございました」

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藤原智師「2連覇は本当に良かった」

藤原智行調教師
「素晴らしい馬が出ているので勝つか負けるかはやってみないと分からないですからこうやって無事2連覇できたのは本当に良かったなと思います。道中のレース運びはいい感じには進んでいたんですけど、最後の4コーナーで外に振られるようなレースになってレース上がりにちょっと怪我をしている点と最後の直線もゴール前でちょっとドキッとしました。レースの内容は無事勝ったので良かったかなと思います。飼葉食いも良くて追い切りの後も馬体重落ちずに今期の中で一番状態は良いかなとはスタッフとは話していたので今日レースに向かうのに自信を持って連れて来ました。(次走の予定は)見た感じだとそこまで大きな怪我ではないとは思うんですけど、怪我の様子を見ながらこの子は1マイルの子だと思うので1マイルをメインに競馬を使っていこうかなと思っています。年末最後の重賞戦線で寒い中、スピーディキックを応援してもらって無事勝つことができました。また来年もスピーディキックの良いところを見せられればと思いますので応援よろしくお願いいたします」

スピーディキック 20戦10勝
(牝4・浦和・藤原智行)
父:タイセイレジェンド
母:デザートフラワー
母父:サイレントディール
馬主:加藤鈴幸
生産者:熊谷武

【全着順】
1着 スピーディキック 御神本訓史
2着 ラブラブパイロ 西啓太
3着 サルサレイア 森泰斗
4着 サブルドール 笹川翼
5着 セパヌイール 矢野貴之
6着 メイドイットマム 本橋孝太
7着 ツーシャドー 和田譲治
8着 ノーブルシルエット 桑村真明
9着 サダムスキャット 笠野雄大
10着 サーフズアップ 落合玄太
11着 パワースレイヴ 菅原涼太
12着 ラビュリントス 岩橋勇二
13着 フラテルニテ 的場文男
14着 ラムリケティ 吉井章
15着 グランパラディーゾ 本田正重
16着 レディオスター 木間塚龍

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