10月6日（金）から平安神宮（京都市左京区）では、京都競馬場プレゼンツ・平安神宮奉納ライトアップ「Blooming」が行われる。このイベントは、京都競馬場で行われる秋華賞・菊花賞の開催を記念し、14日（土）まで実施されるもの。

　今回の企画では、高さ24ｍを誇る洛東・岡崎のシンボル大鳥居や、秋の夜空を背に、神々しい光に照らされ、訪れる人を幻想的な空間へと誘う演出が施され、大鳥居をくぐり、さらに應天門を抜けた先には、堂々たる立ち姿の馬像が出迎える。馬の頬をなでると、その周辺の地面にマッピング演出で花が咲き、お尻をなでると馬が走り出したかのように足元の花が動き出す。

　大極殿の近くの地面には、広々としたプロジェクションマッピングの演出。秋華賞、菊花賞をイメージさせる秋桜や菊をメインに、無数の花々が風に浮き立つ芝のように流れ、その上に馬の足跡がランダムに出現。大極殿の屋根に投影するメインプロジェクションマッピングは、花々は徐々に寄り添い合い馬の形になり、空に向かって駆け抜けていく、疾走感と没入感のある壮大な演出となっている。