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【レディスプレリュード】武豊「良い仕事は出来た」レース後ジョッキーコメント
2023/10/6 06:10
10月5日、大井競馬場で行われた交流G2・レディスプレリュードは、伏兵アーテルアストレアが鮮やかな差し切りV。武豊騎手は菱田裕二騎手負傷による代打騎乗で見事に同馬を勝利に導いた。
レディスプレリュード、レース後ジョッキーコメント
1着 アーテルアストレア
武豊騎手
「菱田ジョッキーから、細かく馬の癖とか特徴を教えてもらっていたので、ほんとその通りというか、良いアドバイスをもらったなと思いました。確かに、1・2コーナー、そして3・4コーナーと、少しスピードが落ちるところはあったんですけど、ここは直線が長いのでまだ大丈夫だと思って乗っていました。(道中は)あんまり他の馬のことは気にせず、前半はじっくりいこうかなと思って、最後の直線にかけようと思っていたので、そういうレースを心がけました。ほんとに最後までずっと伸びてくれたので、初めて乗せてもらったんですけど、良い馬ですね。(この路線の主役になれそうですね?)楽しみでしょうね。同じコース、距離なんで、次も楽しみですね。今日は応援をしていただきありがとうございました。急遽の代打だったんですけど、なんとか良い仕事は出来たかなと思います。ありがとうございました」
橋口慎介調教師
「本当に嬉しいですね。ちょっと右回りが苦手だなと思っていた部分があったので今日はその辺が心配だったんですけど、最後はすごくいい脚を使ってくれて強い勝ち方でした。スタートも良かったですし、道中もリズム良くいけて直線抜くときの手応えも良く、最後はいつもどおりのいい脚を使ってくれていう事はない内容だったと思います。パドックでも落ち着いていて雰囲気は良さそうでしたね、レース前から。(次走の予定は)JBCに向かいます。(ファンへメッセージを)今回はすごく良い勝ち方をしてくれて、元々使ってからのほうが状態もあげてくる馬なので次はもっと良い状態で出られると思いますし、次も頑張ってくれると思いますので皆さん、応援よろしくお願いいたします」
2着 グランブリッジ
川田将雅騎手
「前回より具合が良く、いい走りが出来ました」
3着 ライオットガール
岩田望来騎手
「良い形で競馬は出来ました。結果的に少し早く踏む形になって最後は差されました。馬は凄くよく走ってくれています」
江田照「頑張っていると思います」
4着 テリオスベル
江田照男騎手
「頑張っていると思います」
5着 スピーディキック
御神本訓史騎手
「まぁまぁの位置は取れました。道中はちょっと早かったのかもしれません。右回りの方が動きもいいけど、その分弾け方が甘くなりますね。その辺はちょっと考えないといけないですね。道中進んで行く分、終いのキレが甘くなるのは、このメンバーに入ると痛感させられます。このくらいは来るので上手く脚を溜めて…難しいところです」
6着 ヴァレーデラルナ
横山武史騎手
「斤量がキツかったけど、馬はよく頑張ってくれました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
5日、大井競馬場で行われた11R・レディスプレリュード(Jpn2・3歳上オープン・牝・ダ1800m)は、武豊騎乗の6番人気、アーテルアストレア(牝4・栗東・橋口慎介)が勝利した。クビ差の2着に1番人気のグランブリッジ(牝4・栗東・新谷功一)、3着に5番人気のライオットガール(牝3・栗東・中村直也)が入った。勝ちタイムは1:51.6(不良)。
2番人気で御神本訓史騎乗、スピーディキック(牝4・浦和・藤原智行)は5着、3番人気で横山武史騎乗、ヴァレーデラルナ(牝4・栗東・藤原英昭)は6着敗退。
ゴール寸前で捕える
武豊騎乗の6番人気、アーテルアストレアが交流重賞初制覇を飾った。レースでは先行争いを見ながら中団外目を追走。向こう正面では人気にグランブリッジを見ながら虎視眈々と進出していくと、直線入口では先頭とはまだ5、6馬身以上の差があった。馬場の真ん中に持ち出されてからは素晴らしい伸び脚を繰り出し、ゴール寸前で測ったような差し切り。菱田裕二騎手の負傷により乗り替わりでの初コンビだったが、同馬の能力を武豊騎手がきっちり引き出した。
アーテルアストレア 15戦6勝
(牝4・栗東・橋口慎介)
父:リーチザクラウン
母:スターズインヘヴン
母父:ワークフォース
馬主:フィールドレーシング
生産者:社台コーポレーション白老ファーム
【全着順】
1着 アーテルアストレア 武豊
2着 グランブリッジ 川田将雅
3着 ライオットガール 岩田望来
4着 テリオスベル 江田照男
5着 スピーディキック 御神本訓史
6着 ヴァレーデラルナ 横山武史
7着 サルサレイア 西啓太
8着 アンティキティラ 多田羅誠也
9着 ノーブルシルエット 笹川翼
10着 ジュランビル 吉原寛人
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