10月4日、大井競馬場で行われた交流G2・東京盃は、断然の人気に推されたドンフランキーが重賞2勝目をマーク。スピードの違いでライバルを寄せつけずに堂々逃げ切った。

1着　ドンフランキー
斉藤崇史調教師
「勝ててほっとしています。ここ最近の中ではなかなかハナに立つのにも時間がかかりましたし、4コーナーで内からジャスティン号が出てくるかたちになって色々苦しい展開もあったかなと思うんですけど、最後はこの馬の実力を見せてくれたと思いますし、良い勝ち方ができたんじゃないかと思います。スタートは安全に出てほしいという気持ちもありましたし、4コーナーで内をすくわれた時に大丈夫かなと思いましたけど、直線で力強く出てきてくれたのでそこら辺は一番力が入ったところですかね。落ち着いていましたし、輸送してからもリラックスして過ごせたのでその辺は良かったんじゃないかと思います。（次走の予定は）夏暑い時期に連続して使っていたため、しばらく空けようと思っているので来年ぐらいかなと思っています。雨の中、いっぱい応援していただいて一番人気に押していただいたんですけど、きっちりと結果を残すことができて本当に良かったです。大きい馬ですけど、もっともっと大きくなれるか分からないですが、最高馬体重目指して頑張りますので応援よろしくお願いします」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　4日、大井競馬場で行われた11R・東京盃（Jpn2・3歳上オープン・ダ1200m）は、池添謙一騎乗の1番人気、ドンフランキー（牡4・栗東・斉藤崇史）が快勝した。1馬身差の2着に2番人気のリュウノユキナ（牡8・美浦・岩戸孝樹）、3着に6番人気のジャスティン（牡7・大井・坂井英光）が入った。勝ちタイムは1:10.0のレコードタイム（不良）。

　3番人気で藤岡康太騎乗、ケイアイドリー（牡6・栗東・村山明）は、9着敗退。

【東京盃】池添謙「平常心で臨めたと思う」ドンフランキーが逃げ切る