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【日本テレビ盃】高木師「BCクラシックに挑めるのは光栄」ウシュバテソーロはBCへ
2023/9/27 21:07
9月27日、船橋競馬場で行われた交流G2・日本テレビ盃は、ドバイワールドカップを制したウシュバテソーロが秋初戦を迎え、力の違いを見せてライバルを圧倒した。次走はアメリカ遠征でブリーダーズカップクラシック(11月4日・サンタアニタ・G1・ダ2000m)へ向かう予定とのこと。
1着 ウシュバテソーロ
高木登調教師
「久々で夏は上手く過ごせたんですけど、 まぁ久々の分どうかなっていうとこはありましたけど、ホッとしましたね。(アメリカ前のレースに日テレ盃は選んだ経緯や理由は)斤量・ローテーション的にここかなと。2つ3つ候補がありましたけど、このレースがベストかなと。調教で出来ることは全部やってきましたけども、やっぱこれ以上は使わないと上がってこないなっていう状況ですね。(レースは)思った以上に進んでくれたかなっていう風に思ってます。終いは確かに来てくれるだろうなと思ってたんで、その前つけた分、どうなんだろう、ペース配分。まぁペースとか考えれば、来るのかなとか思いながら、頼みますって感じです(笑)。(暑さ対策は)牧場で過ごさせてもらったんですけど、エアコンつけてもらって、本当に涼しい時に乗ってもらって。あとは、ずっとエアコンに隠れてました。今年は特段に暑かったので。(この後の予定は)10月17日ぐらいから今のところ美浦で検疫をして、24日出国の予定でアメリカに入ります。ドバイワールドカップもね、勝たしていただいたんで、次はもうブリダーズカップクラシックという大きいレースに挑めるのは非常に光栄だと思ってますので、頑張りたいなと思ってます。正直、今回とかプレッシャーちょっときつかったですね。勝って当たり前と思われるのが1番。1回使ったらどんどん上がってきますんで、やっぱり多少緩さもね、ジョッキーもやっぱり返し馬で感じるだろうなと思って、やっぱり休み明けっていう感じがして。やっぱりこれ使ってよくなってくると思っています」
レース結果、詳細は下記のとおり。
27日、船橋競馬場で行われた11R・日本テレビ盃(Jpn2・3歳上オープン・ダ1800m)は、川田将雅騎乗の1番人気、ウシュバテソーロ(牡6・美浦・高木登)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に5番人気のテンカハル(牡5・栗東・矢作芳人)、3着に6番人気のスワーヴアラミス(牡8・大井・荒山勝徳)が入った。勝ちタイムは1:51.7(良)。
2番人気で武豊騎乗、ミトノオー(牡3・美浦・牧光二)は、6着敗退。
ドバイWC以来の国内初戦
単勝1.6倍、断然の人気に推された川田将雅騎乗、ウシュバテソーロが国内初戦を制した。春のドバイワールドカップを制して以来の国内初戦で、この勝利で連勝を6に伸ばした。レースでは直線入口から圧巻の走り。早々に先頭に立つ横綱相撲で2着以下に2馬身半差をつける完勝だった。2番人気に支持された武豊騎乗、ミトノオーは6着敗退。
ウシュバテソーロ 30戦10勝
(牡6・美浦・高木登)
父:オルフェーヴル
母:ミルフィアタッチ
母父:キングカメハメハ
馬主:了徳寺健二ホールディングス
生産者:千代田牧場
【全着順】
1着 ウシュバテソーロ 川田将雅
2着 テンカハル 坂井瑠星
3着 スワーヴアラミス 森泰斗
4着 セキフウ 戸崎圭太
5着 シルトプレ 石川倭
6着 ミトノオー 武豊
7着 エイシンデジタル 高橋利幸
8着 ビヨンドボーダーズ 山林堂信彦
9着 ブレイヴコール 浅野皓大
10着 マイネルヘリテージ 松戸政也
11着 サイファリス 篠谷葵
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