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【園田チャレンジC】イグナイターが休養明けV…田中学「ハナへ行こうと決めていた」

園田チャレンジカップ・イグナイターと田中学騎手 (C)兵庫県競馬組合

 15日、園田競馬場で行われた11R・園田チャレンジカップ(3歳上・ダ1400m)は、田中学騎乗の1番人気、イグナイター(牡5・兵庫・新子雅司)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に2番人気のアポロティアモ(牡6・高知・田中守)、3着にダノンジャスティス(せん7・高知・別府真司)が入った。勝ちタイムは1:28.2(良)。

 西日本交流レース・第20回園田チャレンジカップ(3歳上オープン・1400m)が、遠征馬5頭(高知3頭、金沢2頭)を含む8頭によって争われ、田中学騎手騎乗で地元兵庫のイグナイターが断然人気に応えて逃げ切り。秋初戦を快勝し、悲願のG1制覇に向けて好発進を切った。イグナイターはこれで重賞7勝目。2着には2番手から粘ったアポロティアモ、3着には昨年の勝ち馬ダノンジャスティスの高知勢が入った。

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5月以来のレース

園田チャレンジカップ 口取り (C)兵庫県競馬組合

 「ハナへ行こうと決めていました」と田中学騎手がインタビューで振り返ったように、スタート後に少し気合をつけ、他馬を制して先頭へ。当面の相手と目されていた2番人気のアポロティアモがぴったりマークし、道中は2頭で後続を離す形に。「早めに吉原君(アポロティアモ)がきたのは誤算で、少し折り合いを欠いた」(同騎手)とはいえ、3コーナー過ぎからアポロを振り切り、直線に向いても全く危ないシーンはなし。そのままリードを保ってゴール。

 田中学騎手は「イグナイターに乗って初めてというぐらい緊張した。一つのミスが決定的な差になるし、ましてや休み明け。ホッとしています」と、仕事をやり遂げて安どの表情を浮かべていた。新子師は「緊張しなかったといえばウソになるかな。仕上げ切らずに勝てたし、今日はうまいこといきました。流れてはいたが、あの馬のペースでもあり、安心して見ていられました」とコメントした。

イグナイター 23戦11勝
(牡5・兵庫・新子雅司)
父:エスポワールシチー
母:ビアンコ
母父:ウォーニング
馬主:野田善己
生産者:春木ファーム

【全着順】
1着 イグナイター 田中学
2着 アポロティアモ 吉原寛人
3着 ダノンジャスティス 上田将司
4着 ダノングリスター 岡村卓弥
5着 プレイヤーズハイ 長谷部駿弥
6着 モズファヴォリート 笹田知宏
7着 スピーディクール 栗原大河
8着 マラッカ 松戸政也

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