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【園田オータムトロフィー】スマイルミーシャが5馬身差圧勝…吉村「暑さ堪えたかな」

園田オータムトロフィー・スマイルミーシャと吉村智洋騎手 (C)兵庫県競馬組合

 7日、園田競馬場で行われた11R・園田オータムトロフィー(3歳・ダ1700m)は、吉村智洋騎乗の1番人気、スマイルミーシャ(牝3・兵庫・飯田良弘)が快勝した。5馬身差の2着にマルグリッド(牝3・兵庫・新子雅司)、3着に2番人気のベラジオソノダラブ(牡3・兵庫・坂本和也)が入った。勝ちタイムは1:53.3(良)。

 1番人気のスマイルミーシャが最終4角先頭から押し切り、後続に5馬身差をつける圧勝で重賞4勝目を挙げた。2着は4番手から直線で外を伸びた3番人気のマルグリッド、3着には勝ち馬をマークした2番人気のベラジオソノダラブが入った。

 今年の兵庫ダービーを制覇した牝馬が、世代ナンバーワンの実力を改めて証明した。スマイルミーシャが2番手につけた時点で陣営は勝利を確信。「想定通り。しっかり折り合って、しまいも伸びた。見ていて安心できた」と飯田調教師。

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牝馬重賞の中距離路線へ

園田オータムトロフィー 口取り (C)兵庫県競馬組合

 酷暑の影響で本来の出来ではなかった。吉村騎手は、「厩舎で調整して、暑さがこたえたのかな。いつもならゴーサインを出すと、もっと勢いよく出て行く」とレースを振り返った。それでも、最終3角から進出して同4角で先頭に立つと、後続を一方的に突き放した。この勝利で吉村騎手は地方通算3200勝を達成した。

 次走は兵庫クイーンカップ(10月27日、園田)を予定。スマイルミーシャを管理する飯田調教師は、「今後は古馬相手の牝馬重賞で中距離路線を考えている。この馬のように、その距離でしっかり走れる牝馬は少ない」とコメントした。

スマイルミーシャ 9戦8勝
(牝3・兵庫・飯田良弘)
父:カレンブラックヒル
母:クリスマドンナ
母父:シンボリクリスエス
馬主:松野真一
生産者:猿橋義昭

【全着順】
1着 スマイルミーシャ
2着 マルグリッド
3着 ベラジオソノダラブ
4着 ブエラフェルテ
5着 スネークアイズ
6着 カレーパン
7着 グディカンワル
8着 アイアンストーン
9着 ベラジオウマムスコ

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