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【西内荘コラム】フォレ賞とオペラ賞にジェニアルとラルクが出走

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2018/10/6 21:30

今年5度目の渡仏。注目はクリンチャーの出走する凱旋門賞と承知していますが、その凱旋門賞の後に行われるのがフォレ賞とオペラ賞で私が装蹄を担当するジェニアルとラルクが出走します。応援、お願いします。

【写真】西内荘ギャラリー

毎日王冠はケイアイノーテックとサウンズオブアースが担当馬。ケイアイノーテックはNHKマイルカップを最後方からブッコ抜く内容で勝っており、ここからはG1馬の看板を背負った出走となります。ディープインパクト産駒特有のバネとキレ味を備えており、さらに飛躍していける器です。サウンズオブアースは”最強の2勝馬”といわれるほどで、G1に手が届きそうで届かない戦略。7歳になりましたが、まだ一線級で名脇役の活躍をしてくれるでしょう。

京都大賞典はスマートレイアーでこちらは8歳牝馬。この年齢でハイレベルを維持する馬は長いキャリアの私でも驚きしかありません。京都大賞典は2強(サトノダイヤモンドVSシュヴァルグラン)の呼び声が高いですが割って入ってほしい。あと、日曜東京9R鷹巣山特別のレッドヴェイロンは昇級の壁なし、と強調しておきます。

【装蹄師・西内荘とは】
ディープインパクト、ウオッカ、ジェンティルドンナ、古くはメジロマックイーンなど、年度代表馬クラスの馬を数多く担当してきた、武豊も認めるカリスマ装蹄師。

脚を持った感触で調子の良し悪しや体調の変化を繊細に感じ取り、蹄の些細な変化を見逃さず、装蹄の方法、蹄鉄の種類などレースに合わせて選択していく事が出来る、装蹄師界の第一人者。

蹄の弱い(薄い)馬に接着装蹄(エクイロックス)を施すなど、歩様、姿勢の矯正や、蹄の病を装蹄作業の中で治療していくのも西内荘の特徴の1つ。

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