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【盛岡・桂樹杯】JRAシンザン記念Vのキョウヘイが盛岡で復活…高松「最後は祈る気持ち」

地方競馬 岩手競馬

2023/7/18 20:41

桂樹杯・キョウヘイと高松亮騎手 (C)岩手県競馬組合

 18日、盛岡競馬場で行われた12R・桂樹杯(3歳上・芝1700m)は、高松亮騎乗の3番人気、キョウヘイ(牡9・岩手・佐藤雅彦)が勝利した。ハナ差の2着にブラックバゴ(牡11・岩手・板垣吉則)、3着にアーバンキッド(せん10・岩手・小林俊彦)が入った。勝ちタイムは1:45.1(重)。キョウヘイはJRA重賞の勝ち馬で、2017年シンザン記念を勝利している。

 1番人気で村上忍騎乗、コスモカルナック(牡6・岩手・菅原勲)は5着、2番人気で山本政聡騎乗、ソロフレーズ(牡8・岩手・齋藤雄一)は4着敗退。

1着 キョウヘイ
高松亮騎手
「前半は最後方でしたが、ペースが流れていましたからね。自分の競馬をするしかないと思いました。向こう正面で動いたのは馬群をさばきやすくするため。位置を取りに行きました。前回(B1・朝顔賞2着)もいい脚を使っていたので、最後は祈る気持ちで追い続けました。キョウヘイは人気がある馬ですし、期待の大きかった馬。試行錯誤しながら結果を出すことができました」

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佐藤師「やはり芝向き」

桂樹杯 口取り (C)岩手県競馬組合

佐藤雅彦調教師
「水沢から盛岡へ来るとき、雨が降っていましたからダート変更にならないでくれと願っていましたが、ここだけ(盛岡競馬場)が明るかったので震えました。持っているな、この馬と思いました。調子はずっと良かったんですが、やはり芝向きなんですね。ようやく勝たせることができてホッとしました。次は芝の長いところ(せきれい賞)を使いたいんですが、賞金的に微妙。ですが、いしがきマイラーズの優先権を獲得できましたから、そちらへ向かう可能性が高いと思います」

キョウヘイ 48戦4勝
(牡9・岩手・佐藤雅彦)
父:リーチザクラウン
母:ショウナンアネーロ
母父:ダンスインザダーク
馬主:瀬谷隆雄
生産者:本桐牧場

【全着順】
1着 キョウヘイ
2着 ブラックバゴ
3着 アーバンキッド
4着 ソロフレーズ
5着 コスモカルナック
6着 デルマアシュラ
7着 ブローヴェイス
8着 マイジュネス
9着 ノーチカルチャート
10着 ロワアブソリュー
11着 リンシャンカイホウ
12着 トウショウドラフタ

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