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【園田FCスプリント】メイプルシスターが5馬身差完勝…永井「かなり緊張していました」
2023/6/23 05:55
22日、園田競馬場で行われた11R・園田FCスプリント(3歳上オープン・ダ820m)は、永井孝典騎乗の3番人気、メイプルシスター(牝4・兵庫・大山寿文)が快勝した。5馬身差の2着にパー(牝4・兵庫・松浦聡志)、3着にダノンジャスティス(せん7・高知・別府真司)が入った。勝ちタイムは0:49.3(不良)。
1番人気で畑中信司騎乗、ダノングッド(牡11・高知・別府真司)は10着、2番人気で吉村智洋騎乗、メイプルグレイト(牡8・兵庫・大山寿文)は9着敗退。
高知からの遠征馬3頭を含むフルゲート12頭によって争われ、永井孝典騎乗の3番人気、メイプルシスターが二の脚を利かせてハナを奪うと、直線で再加速して快勝。快速女王の称号を手に入れた。永井騎手はデビュー7年目でうれしい重賞初勝利。2着には好位追走からひと伸びを利かせたパー、3着には後方から突っ込んだダノンジャスティスが入った。3連覇を狙ったダノングッドは10着。
「ゲートさえ決まれば…」
早朝から降った雨の影響が残って、5年ぶりに不良馬場で行われた今年の園田FCスプリント。「かなり緊張していました」と振り返った永井騎手騎乗のメイプルシスターが二の脚を利かせてハナへ。「3~4コーナーで脚をためることができれば何とかなると思っていました」との言葉通り、勝負どころでも我慢。直線に向いて追い出すと後続を突き放してV。最後まで全く危なげなく、まさに「テンよし、中よし、しまいよし」の、完璧なレース運びだった。レース後、永井騎手は「ゲートさえ決まればチャンスはあると思っていました。追い切りに乗ったときもいい状態だと感じていましたし、しっかり決められてよかったです」と、笑顔で振り返った。
管理する大山師は初騎乗の永井騎手について「いつもウチの馬の調教で乗ってくれていることもあり、オーナーにお願いして依頼しました。プレッシャーをはねのけて結果を出したジョッキーが偉いです」と、騎手を称えた。なお、メイプルシスターの次走はオーナーと相談して決めるとのこと。
メイプルシスター 22戦7勝
(牝4・兵庫・大山寿文)
父:パイロ
母:ビューティサン
母父:フジキセキ
馬主:節英司
生産者:川上悦夫
【全着順】
1着 メイプルシスター
2着 パー
3着 ダノンジャスティス
4着 ディスケガウデーレ
5着 スマートメイス
6着 イズジョードリーム
7着 メイショウサトワ
8着 ジョーロノ
9着 メイプルグレイト
10着 ダノングッド
11着 クリノサンレオ
12着 クールシャワー
圧勝でした。
絶対的スピードの違い。
まさにスプリンター。
2023.6.23 フジコ