競馬ニュース 競馬ニュース

【水沢・みちのく大賞典】ヴァケーションが8馬身差圧勝…村上「久々の重賞制覇で嬉しい」

地方競馬 岩手競馬

2023/6/20 20:54

みちのく大賞典・ヴァケーションと村上忍騎手 (C)岩手県競馬組合

 20日、水沢競馬場で行われた12R・みちのく大賞典(M1・3歳上・ダ2000m)は、村上忍騎乗の4番人気、ヴァケーション(牡6・岩手・畠山信一)が快勝した。8馬身差の2着にスズカゴウケツ(牡6・岩手・千葉幸喜)、3着にフレイムウィングス(せん6・岩手・酒井仁)が入った。勝ちタイムは2:07.3(良)。

 1番人気で高松亮騎乗、ノーブルサターン(牡9・岩手・板垣吉則)は7着、2番人気で宮川実騎乗、グローリーグローリ(牡8・岩手・菅原勲)は4着敗退。

1着 ヴァケーション
村上忍騎手
「戦法は特に決めていませんでしたが、結果的に内枠でしたから逃げの手になりました。道中は力みがなく、リズム良く走れていましたので、いい形でレースを運べました。水沢では最後でちょっと差される競馬が続きましたから、馬の力を信じて最後まで気を抜かないように心がけました。前回(シアンモア記念)は気が入りすぎて凡走しましたから、きゅう舎スタッフと相談して調整の仕方を変えたのも良かったかもしれません。ようやくヴァケーションで結果を出せましたし、僕自身も久々(一昨年・不来方賞=マツリダスティール以来)の重賞制覇でしたから、非常にうれしいです」

【水沢・東北優駿】岩手ダービー初の牝馬V!ミニアチュールが2冠達成…山本政「今日の馬場は内が深かった」

畠山師「次走はマーキュリーカップ」

みちのく大賞典 口取り (C)岩手県競馬組合

畠山信一調教師
「シアンモア記念は凡走しましたが、馬場と調子だったと思います。今回はいい状態で臨めましたし、ジョッキーの好判断も勝因です。みちのく大賞典を勝って馬運車に馬名が刻まれるのが目標でしたから、夢が一つ叶いました。次走予定は昨年と同じくマーキュリーカップ。あとは状態との相談ですが、また川崎(スパーキングサマーカップ)遠征も考えています」

ヴァケーション 29戦7勝
(牡6・岩手・畠山信一)
父:エスポワールシチー
母:テンノベニバラ
母父:サッカーボーイ
馬主:鈴木雅俊
生産者:前川隆範

【全着順】
1着 ヴァケーション
2着 スズカゴウケツ
3着 フレイムウィングス
4着 グローリーグローリ
5着 マイジュネス
6着 レールガン
7着 ノーブルサターン
8着 ゴールデンヒーラー
9着 ブレイニーラン
10着 マイネルアストリア
11着 ウインカムトゥルー
12着 ローグネイション

コメントを書く

コメント
名前

※誹謗中傷や名誉毀損、他人に不快感を与える投稿をしないように十分に注意してください