14日、東京競馬場で行われたG1・ヴィクトリアマイル（古馬牝馬限定・芝1600m）は、4番人気のソングラインが快勝。得意の府中マイル戦で素晴らしい走りを披露した。白毛馬のヒロイン、ソダシはゴール寸前まで先頭で粘ったが、惜しくも2着敗退。

ヴィクトリアマイル、レース後ジョッキーコメント
1着　ソングライン
戸崎圭太騎手
「これまでも良い馬に乗せていただいていたんですけど、結果が伴わず、久しぶりに勝てたことをとても嬉しく思います。先生とも話をして、やはり馬場は外が良いなということで、内に囲まれず行けたらいいねという話をさせていただきました。スタートも上手に出てくれまして、ポジション的にはもう少し前かなというイメージだったんですけど、あの位置になりました。外目を走りたかったんですけど、内を走る選択をすることになってしまって、どうなのかなとは思っていました。3・4コーナーの良くないところもしっかり走れていましたので、直線の手応えも十分にありましたし、外というよりは馬を信じて内を選択して、反応も良く伸びて行ってくれました。人気馬でしたので、ソングラインがどこまで伸びてくれるかなと思っていましたけども、しっかり最後差し切るあたりは本当に力を持っている馬だなと感じました。結果が伴って良かったと思いますけども、元々本当にすごく乗りやすい馬で、不安なく臨めたというのもこの馬の本当に良いところかなと思います。（JRAのG1・10勝目について）もっと早くに出来れば良かったんですけども、数多く勝たせていただいて、まだまだこれからも頑張っていきたいなと思っています。本日は天候が不安定な中、競馬場にお越しいただき、ありがとうございます。人気馬もいましたけども、ソングラインもしっかりレースをしてくれて、強い内容で強い勝ち方をしてくれたと思います。今後も期待していただけたらと思いますので、応援よろしくお願いいたします」

2着　ソダシ
D.レーン騎手
「結果は別にして理想の競馬は出来ました。外枠から好スタートを切って良いポジションが取れました。折り合いも直線での手応えも良かったのですが、内からソングラインにやられてしまいました。力は出し切ってくれました」

3着　スターズオンアース
C.ルメール騎手
「ゲートを出して行って、ポジションを取りに行きました。ソダシをマークして行きましたが、上位2頭はマイルのスペシャリストで最後は瞬発力の差が出ましたね。2000m以上が良いと思います」

4着　ディヴィーナ
M.デムーロ騎手
「直線に向いて勝ったかと思いましたが、最後は甘くなりました。小柄ですが能力は高いです」

5着　サウンドビバーチェ
松山弘平騎手
「スタートが良かったし、リズム良く競馬が出来たのですが、馬場が渋って走りづらそうでした」

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