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【大井・羽田盃】ミックファイアが無傷の4連勝!断然人気ヒーローコールは敗れる…南関クラシック初戦

2023羽田盃・ミックファイアで勝利した御神本訓史騎手 (C)東京シティ競馬

 10日、大井競馬場で行われた11R・羽田盃(S1・3歳オープン・ダ1800m)は、御神本訓史騎乗の4番人気、ミックファイア(牡3・大井・渡邉和雄)が6馬身差で圧勝、南関クラシック初戦を制した。2着には単勝1.4倍の1番人気に支持されたヒーローコール(牡3・浦和・小久保智)、3着に2番人気のサベージ(牡3・大井・森下淳平)が入った。勝ちタイムは1:50.9(稍重)。

1着 ミックファイア
御神本訓史騎手
「びっくりするくらい強かったです。初騎乗で手探りでしたが、強い競馬をしてくれたので驚きました。マイナス16kgでしたので、重さは感じませんでした。いい状態で仕上がっているという雰囲気はありました。スタートが決まって外から主張してくる馬もいたので、この馬のペースを守りながら追走しました。1コーナー入るまでは流れていましたが、それ以降は平均ペースくらいに落ち着いたように感じました。3コーナーあたりから外からも来ていましたが、追い出しを我慢して、追ってどれくらい伸びるかなと思っていましたが、抜群のはじけ方をしてくれたので、素質の高い馬だなと感じました。(東京ダービーに向けての抱負)脚元の関係もあって数は使えていませんが、陣営がケアしながら立て直してくれています。多少距離は問題があるのではと懸念していますが、この馬のポテンシャルと乗り方ひとつでカバーできれば、東京ダービーも見えてくると思います。今日は応援いただきありがとうございました。今年で南関東同士の羽田盃は最後でしたので、なんとか勝つことができて嬉しく思っています。このあと東京ダービーに向けて頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。今日はありがとうございました」

【写真】羽田盃

渡邉師「直線はビックリしました」

2023羽田盃・ミックファイアと御神本訓史騎手 (C)東京シティ競馬

渡邉和雄調教師
「2歳で3連勝したときはクラシックの主役を張れる馬だと思っていましたが、色々アクシデントがあり、ギリギリ今日の舞台に間に合い、ほっとしました。この馬ならなんとかしてくれると思ってレースを見ていたのですが、直線はビックリしました。2歳時の3戦が全て逃げる競馬になっていて今日も前になると思っていました。御神本騎手とは馬の気分を損なわないように進めようと話をしましたが、あとは御神本騎手にお任せしました。2歳の時もソエがずっと痛くてこれを気にしながらの仕上げでした。余裕ある体で走り続けていたので多少減っても良いと思っていましたが、想像より体重が減っていたので不安もありましたが、この強さを見たら不安も吹き飛びました。(次走の予定は)2歳時から羽田盃、東京ダービーにどうやってもっていくのかが目標でした。(ダービーへの)出走権も取れたので状態さえ整えば胸を張っていきたいと思います。久しぶりのレースでファンの皆様もどっちに転ぶか見ていた方も多かったかと思います。アクシデントもありましたが、関係者含め皆様に支えられて今日の一冠目を取れたと思います。ミックファイア号を無敗で東京ダービー馬にしてあげたいと思いますので次走も応援よろしくお願いいたします」

ミックファイア 4戦4勝
(牡3・大井・渡邉和雄)
父:シニスターミニスター
母:マリアージュ
母父:ブライアンズタイム
馬主:星加浩一
生産者:高橋フアーム

【全着順】
1着 ミックファイア 御神本訓史
2着 ヒーローコール 森泰斗
3着 サベージ 石崎駿
4着 リベイクフルシティ 和田譲治
5着 オピニオンリーダー 矢野貴之
6着 ドラケン 菅原涼太
7着 ブルマリンシェール 町田直希
8着 オーマイグッネス 今野忠成
9着 トノパー 本田正重
10着 タイガーチャージ 吉原寛人
11着 サムタイムアゴー 西啓太
12着 ポリゴンウェイヴ 山口達弥
13着 キングオブザナイル 笹川翼
14着 コルドゥアン 本橋孝太
15着 サグアロ 山崎誠士
16着 ラーテル 野畑凌

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