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【兵庫CS】武豊「もっと大きいところを狙える」ミトノオーが6馬身差逃げ切りV
2023/5/3 19:30
3日、園田競馬場で行われた交流G2・兵庫チャンピオンシップは、武豊騎乗の1番人気、ミトノオーが圧巻の逃げ切りで交流重賞初制覇を飾った。鞍上の武豊騎手は2009年ゴールデンチケット以来、兵庫チャンピオンシップ4勝目。
兵庫チャンピオンシップ、勝利ジョッキーコメント
1着 ミトノオー
武豊騎手
「強いレースでした。初めてパドックで跨ったのですが、スタートも五分には出したいと思っていましたし、ペースを間違えないようにと思っていました。今まで見ていたレースも強かったので、今日はチャンスだと思って園田に来ましたし、良い馬の依頼をいただいて、それに応えたいという気持ちでした。(スタートは)普通に出れたのですが、小回りが初めてで大きい馬なのでステップを間違えないように気をつけて乗っていました。とても馬が気持ち良さそうに走ってくれていたので、無理に抑えず馬のリズムに合わせる形で乗っていました。ずっと雰囲気は良くて、後ろも距離あるのはわかっていたので、最後の直線に向いて大丈夫かなとは思いました。フットワークがとても綺麗でバランスの良い走りをして、心臓も強そうなので、このまま成長してくれればもっと大きいところを狙える馬じゃないかなと思います」
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レース結果、詳細は以下のとおり。
3日、園田競馬場で行われた11R・兵庫チャンピオンシップ(Jpn2・3歳オープン・ダ1870m)は、武豊騎乗の1番人気、ミトノオー(牡3・美浦・牧光二)が断然の人気に応えて逃げ切り。6馬身差の2着に4番人気のキリンジ(牡3・栗東・佐々木晶三)、3着に2番人気のメイショウオーロラ(牝3・栗東・本田優)が入った。勝ちタイムは2:00.7(良)。
3番人気に支持されたM.デムーロ騎乗、サンライズジーク(牡3・栗東・矢作芳人)は4着に敗れた。
断然の人気に応える
単勝1.4倍、断然の人気に応えてミトノオーが見事な逃げ切りで交流重賞初制覇。武豊騎手の手綱さばきに導かれて見事な一人旅を演じ、後続に6馬身差をつける楽勝、ゴール前では手綱を緩める逃走劇だった。道中も後続に4、5馬身程度のリードを保った逃げ脚で、勝負どころでは完全なセーフティリードをキープして直線へ。完全な独走態勢となり後続の追撃も虚しく、全くライバルを寄せつけなかった。
ミトノオー 5戦4勝
(牡3・美浦・牧光二)
父:ロゴタイプ
母:シダクティヴリー
母父:サンダーガルチ
馬主:ロイヤルパーク
生産者:築紫洋
【全着順】
1着 ミトノオー 武豊
2着 キリンジ 下原理
3着 メイショウオーロラ 横山典弘
4着 サンライズジーク M.デムーロ
5着 ベラジオソノダラブ 田中学
6着 ブエラフェルテ 鴨宮祥行
7着 マルカラピッド 松若風馬
8着 ビキニボーイ 吉村智洋
9着 サインポール 小谷周平
10着 ネバーエバー 笹田智宏
11着 ミコフランシスカ 松本剛志
12着 ウィンチップ 廣瀬航
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