23日、東京競馬場で行われたオークストライアルG2・フローラステークスは、ゴールドシップ産駒のゴールデンハインドが危なげなく逃げ切って、オークスへの切符を獲得した。このレースは2着馬までオークスへの優先出走権が与えられる。

フローラS、勝利ジョッキーコメント
1着　ゴールデンハインド
菅原明良騎手
「調教から良い感触がありましたし、逃げたら面白いなと思って思い切って逃げました。2週連続で乗せていただきましたけど、先週・今週と馬が良くなっているのを感じましたし、元々持っている物が素質あるなと感じていたので、今日は自信を持って乗りました。手応え抜群でしたね。今日は直線向いてからも、後ろを出来るだけ寄せ付けないようにっていう逃げを意識していたんですけど、残り200手前でもまだ反応していましたし、もう多分大丈夫だろうなっていう気持ちでしたね。（持久力は期待できそうですね？）そうですね。オークスの方が楽しみだなと思っていたので、今日は無事に権利取れて良かったかなと思います。スタートが速いですし、スタミナを活かすという点でも、東京コースは広いコースですし、この子のフットワークがとても大きいので気持ち良く走れるのかなと思いますし、その分良さが活きてくるかなと考えています。とりあえず無事に順調に出走出来ることを願います。中山開催一度も勝つことが出来なくて、とても悔しい思いをしましたし、その分この東京開催週のはじめでこうやって結果を出すことが出来て良かったです。まだまだ勝てると思いますし、もっともっと上を目指して頑張りたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いいたします」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　23日、東京競馬場で行われた11R・フローラステークス（G2・3歳オープン・牝・芝2000m）は、菅原明良騎乗の7番人気、ゴールデンハインド（牝3・美浦・武市康男）が快勝した。1.1/4馬身差の2着に1番人気のソーダズリング（牝3・栗東・音無秀孝）、3着にブライトジュエリー（牝3・栗東・橋口慎介）が入った。勝ちタイムは1:58.9（良）。

　2番人気でD.レーン騎乗、ドゥムーラン（牝3・美浦・尾関知人）は5着、3番人気で横山和生騎乗、イングランドアイズ（牝3・栗東・安田翔伍）は4着敗退。