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【中山GJ】黒岩悠「強気に乗ろうと思っていた」イロゴトシVで人馬ともに障害G1初制覇

中央競馬

2023/4/15 20:30

中山GJ・1着のイロゴトシと2着のミッキーメテオ

 15日、中山競馬場で行われた春の障害G1・中山グランドジャンプは、黒岩悠騎乗のイロゴトシが大差圧勝。人馬ともに障害G1初制覇と嬉しい勝利になった。

中山GJ、勝利ジョッキーコメント
1着 イロゴトシ
黒岩悠騎手
「今はまだ実感が湧かないです。馬はキャリアは浅いんですけど、未勝利勝った時もそうですし、2走目の慣れた競馬場ということで前進してくれるというのは分かっていたので、ちょっと強気で乗ろうと思っていました。(この馬の強さを)一言でいうと、センス抜群ですね。まず馬の無事を確認してからと思うんですけど、まだこのキャリアでこのメンツ相手にこの力・パフォーマンスを見せてくれたので、まだこれからもっと伸び代が色んな部分であると思うので楽しみです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 15日、中山競馬場で行われた11R・中山グランドジャンプ(J-G1・障害4歳上オープン・芝4250m)は、黒岩悠騎乗の6番人気、イロゴトシ(牡6・栗東・牧田和弥)が快勝した。大差の2着に2番人気のミッキーメテオ(牡6・美浦・西田雄一郎)、3着にダイシンクローバー(せん7・栗東・安田隆行)が入った。勝ちタイムは4:54.1(重)。

 1番人気で石神深一騎乗、ニシノデイジー(牡7・美浦・高木登)は9着、3番人気で大江原圭騎乗、ビレッジイーグル(牡6・美浦・竹内正洋)は7着敗退。

【写真】中山グランドジャンプ

イロゴトシは障害重賞初挑戦

中山GJ・イロゴトシと黒岩悠騎手

 黒岩悠騎乗の6番人気、九州産馬のイロゴトシが圧倒的なパフォーマンスで障害G1初制覇を飾った。勝負どころから一頭違う行きっぷりでグングン後続を突き放しにかかると、直線は完全な独走態勢に。終わってみれば大差圧勝、障害のニュースターが誕生した。また、黒岩悠騎手は障害G1初勝利。

 1番人気に支持された石神深一騎乗、ニシノデイジーはスタートで大きく出遅れて場内は大きくざわめいた。道中は積極的に押し上げたものの、9着敗退に終わった。

イロゴトシ 28戦5勝
(牡6・栗東・牧田和弥)
父:ヴァンセンヌ
母:イロジカケ
母父:クロフネ
馬主:内田玄祥
生産者:本田土寿

【全着順】
1着 イロゴトシ
2着 ミッキーメテオ
3着 ダイシンクローバー
4着 テーオーソクラテス
5着 スマートアペックス
6着 ジューンベロシティ
7着 ビレッジイーグル
8着 エミーリオ
9着 ニシノデイジー
10着 クリノオウジャ

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