17日、中山競馬場で行われた9R・白井特別（3歳上1000万下・芝1800m）で1番人気、C.ルメール騎手騎乗、フローレスマジック（牝4・美浦・木村哲也厩舎）が、2着に1/2馬身差をつけ快勝した。2着に2番人気のサトノキングダム（牡5・美浦・国枝栄厩舎）、3着にミラクルブラッド（牝3・美浦・相沢郁厩舎）。勝ちタイムは1:48.0（良）

ルメールの技術が際立つレース振り

圧倒的人気のフローレスマジックが早め先頭から押し切って準オープン入りを果たした。重賞2着1回、3着2回、オークスに出走するなど、3歳時にはクラシック戦線でも注目されていた同馬の能力が全開した。レースではスタートから4、5番手の位置につけ進めるも、向こう正面でスローペースに反応して2番手の位置まで押し上げガッチリとキープ。早めの押し上げに場内は大きくざわついた。勝負どころから早め早めの4角先頭で回ってくると、追撃してきた2番人気サトノキングダムを抑えて見事に押し切ってゴール。鞍上の好判断と馬の能力が合致した素晴らしい走りだった。

フローレスマジック　13戦3勝
（牝4・美浦・木村哲也厩舎）
父：ディープインパクト
母：マジックストーム
母父：Storm Cat
馬主：サンデーレーシング
生産者：ノーザンファーム

【全着順】
1着　フローレスマジック
2着　サトノキングダム
3着　ミラクルブラッド
4着　オールドクラシック
5着　フロムマイハート
6着　ラッシュアタック
7着　バケットリスト
8着　ミュートロギア
9着　ラブターボ
10着　フィールドシャルム

※主催者発表のものと照らし合わせください