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【園田・菊水賞】べラジオソノダラブが菊水賞制覇…橋本マナミが表彰式に登場

菊水賞 口取りには橋本マナミも (C)兵庫県競馬組合

 3冠の第1戦「第55回菊水賞」(1700メートル)は田中学騎手が騎乗した1番人気のベラジオソノダラブ(牡3・坂本和也)が好スタートから逃げ切って堂々と1冠目を奪取。重賞通算3勝目を挙げた。勝ち時計は1分53秒0。田中騎手は重賞77勝目で、菊水賞は3勝目。2着にはデビューから4戦無敗だったスマイルミーシャ(牝3・飯田良弘)、3着にはニシケンボブ(牡3・高本友芳)が入った。

 姫路で行われた兵庫ユースカップの勝利から1カ月。「園田を愛する」オーナーから名付けられたベラジオソノダラブが、園田で再び光り輝いた。外から抜群のスタートを切ったベラジオソノダラブに、内から人気のスマイルミーシャやヒメツルイチモンジも追走して先行争いに加わったが、1周目の3角でベラジオソノダラブがハナに立ってマイペースで逃げることに成功。

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兵庫3冠初戦を制する

 道中は懸念されていた掛かる面を見せることなく2周目の3角から後続を引き離していくと、直線ではまだまだ余力十分。スマイルミーシャなどの追い上げを封じて3冠初戦を制した。
 
 田中騎手は「8番の馬(タオロマイ)が行くと思ったが、それ以上にスタートが良かったので行ってみようと思った。後ろの馬を気にせず、折り合いに気を付けながら乗っていました。後ろの馬の脚音も気にならなかったし、最後まで馬を信じて乗っていました」と笑顔を見せた。

 坂本和也調教師は「2番手からだと相手に合わせてしまうので、逃げて自分のペースで走ることが理想だった。今後も全国に園田の名を広められるよういろいろなチャレンジをしていきたいので応援をよろしくお願いします」と話した。次走予定は5月3日の兵庫チャンピオンシップ(交流G2・1870m)で2冠目を目指す。

 また、勝利したオーナー企業のイメージキャラクターを務めるタレントの橋本マナミ(38)が来場し祝福。表彰式にも代理で出席し、記念撮影にも収まった。

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