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【桜花賞回顧】蓋を開ければ実は順当だった!?桜花賞の結果

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2017/4/11 01:01

阪神JFの1~3着が入れ替わっただけ

圧倒的1番人気ソウルスターリングは直線ジリジリとしか伸びず3着まで。無敗の桜花賞馬誕生とはならなかった。

リスグラシューも武豊騎手の叱咤に応え、あわやの2着までチューリップ賞からキッチリ巻き返して来た。

前哨戦を終え確かにソウルスターリングの強さばかり際立ったように見えた。先行力、安定感、そして『無敗』というワードが人気を後押しし、冷静なジャッジを見失ってしまったところはあったかもしれない。

勝ったレーヌミノルは決してフロックではない。フィリーズレビューでレーヌミノルを負かしたカラクレナイも僅差の4着。これらの力関係を総合すると、実はここ数戦の結果の通り上位は収まっている。

蓋を開けて見れば、上位は昨年の阪神JFの1~3着の結果が入れ替わった形となり、様々な議論はあるが、展開、馬場状態はあるにせよ、結果順当に収まったと言えるのかもしれない。800メートルの距離が伸びるオークスでは果たして。

距離延長に別路線組という新たなファクターが加わり、さらに混沌として来そうなオークスだが、阪神JFから続くこの結果は覚えておいた方が良いだろう。

レース結果は下記の通り。

9日、阪神競馬場で行われた11R・桜花賞(G1・3歳オープン牝・芝1600m)で池添謙一騎手騎乗、レーヌミノル(牝3・本田厩舎)がクビ差をつけ快勝した。勝ちタイムは1:34.5(やや重)。2着にリスグラシュー(牝3・矢作厩舎)、3着にソウルスターリング(牝3・藤沢和厩舎)。

レースは横並びの綺麗なスタートから、レーヌミノルはスムーズに先行し、先行5番手を追走。手ごたえ良く直線を向かえ早めに抜け出すと、リスグラシュー、ソウルスターリング、カラクレナイの猛追を凌ぎ、見事優勝した。稍重の発表とは思えないくらい、各馬前に進んで行く感じがしない馬場のように映った。

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