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【大井・京浜盃】石崎駿「前半は苦労したけど我慢してくれた」サベージが南関東3歳クラシック前哨戦を勝利

京浜盃・サベージと石崎駿騎手 (C)東京シティ競馬

 29日、大井競馬場で行われた11R・京浜盃(S2・3歳オープン・ダ1700m)は、石崎駿騎乗の4番人気、サベージ(牡3・大井・森下淳平)が勝利した。3/4馬身差の2着に2番人気のトノパー(牡3・浦和・小久保智)、3着にオピニオンリーダー(牡3・大井・澤佳宏)が入った。勝ちタイムは1:45.6(重)。

 1番人気で笹川翼騎乗、ポリゴンウェイヴ(牡3・浦和・小久保智)は、7着敗退。

京浜盃、勝利ジョッキーコメント
1着 サベージ
石崎駿騎手
「折り合いが難しい馬で前半苦労していたのですが、向正面でなんとか我慢してくれたので最後は良い脚を使ってくれました。向正面辺りで少し力を抜いて息をいれて走るようになってきている点は成長していると感じます。実際まだまだ課題がある馬だと思いますが、その中でも強い勝ち方をしてくれたのは次に良く繋がると思います。今日は本当にありがとうございました。自分としても久しぶりの重賞で嬉しい気持ちでいっぱいです。これからも頑張りますので応援よろしくお願いします」

森下淳平調教師
「ダービーへ向けていい競馬ができればと思っていました。前走はいい脚を使ってくれましたが、展開がむかず勝ちきれなかったので、今回は勝つことができて力があることを証明できましたし、ダービーへ向けて目途の立つ競馬ができたのでとても嬉しいです。道中力んだりして、競馬が上手でない部分があり、教育している最中ですが、馬も我慢してくれましたし、ジョッキーもうまく脚を溜めてくれましたので、本来の末脚を発揮することができました。内容の伴った競馬ができたので、良かったです。3~4コーナーを回ってくる走りを見て、直線は間違いなく伸びてくれるだろうなと思って見ていました。1頭抜け出した馬がいましたが、何とか交わしてくれと思いながら見ていました。しっかり交わしてくれましたので、馬を褒めてあげたいです。前走は、ひと息入れた後でしたので仕上がりは途上だなという印象でしたが、一度使ったことにより、順調によくなってきていました。想像以上にいい状態に持ち上がってきていたので、いい競馬をしてくれるだろうなという感触は持っていました。疲れの抜け具合によりますが、間隔もありますので、予定していました羽田盃に向かいたいと思います。ダービーを目標に育ててきた馬で、ダービー以降良くなるように調教してきましたが、ここでこれだけの走りをみせてくれましたので、展開ひとつでダービーでもいい競馬してくれるのではと改めて思いました。この馬の末脚を大井競馬場で見ていただき、応援してくれればと思います。よろしくお願いいたします」

サベージ 8戦3勝
(牡3・大井・森下淳平)
父:ディープスカイ
母:シギル
母父:アドマイヤムーン
馬主:山口裕介
生産者:道見牧場

【全着順】
1着 サベージ
2着 トノパー
3着 オピニオンリーダー
4着 リベイクフルシティ
5着 タイガーチャージ
6着 サグアロ
7着 ポリゴンウェイヴ
8着 メーサンデュラント
9着 ルクバー
10着 サムタイムアゴー
11着 トワシュトラール
12着 シャープムスタング
13着 ストライク
14着 グロリオサ

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