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【ドバイゴールデンシャヒーン】ジャスティン矢作師「世界レベルのスピードには敵わなかった」レース後、関係者コメント

ドバイゴールデンシャヒーン・ジャスティンとB.ムルザバエフ騎手 (C)Yushi Machida

 現地3月25日、ドバイ・メイダン競馬場で行われた、ドバイワールドカップデー6R・ドバイゴールデンシャヒーン(G1・ダ1200m・14頭立て・1着賞金116万ドル=約1億6000万円)は、R.ムーア騎乗、シベリウス(セ5・米・J.オドワイヤー)が最内から抜け出して勝利した。2着にはスイッツァランド(セ9・首・B.シーマー)、3着にガナイト(牡4・米・S.アスムッセン)が入った。勝ちタイムは1:10.69(良)。

 日本から参戦した武豊騎乗、リメイク(牡4・栗東・新谷功一)は5着、レッドルゼル(牡7・栗東・安田隆行)は6着、レモンポップ(牡5・美浦・田中博康)は10着、ジャスティン(牡7・栗東・矢作芳人)は12着に敗れた。

5着 リメイク
武豊騎手
「スタートはあまりきれいに出れませんでしたが、その後はスムーズに走ってくれました。直線では良い脚を使ってくれましたが、あと少しでした。初めて乗せてもらいましたが、すごく力のある馬で、このレベルでもやれる馬です。」

新谷 功一調教師
「ゲートの出遅れが響きました。普通にスタートを切って下げるのと、出遅れて後ろになるのとでは、海外の一線級相手には致命的になるので、そこは少し残念でした。今回初めて出遅れたので、調整していかないとと思います」

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「ドバイの砂、日本とは異質」

ドバイゴールデンシャヒーン・レッドルゼルと川田将雅騎手 (C)Yushi Machida

6着 レッドルゼル
藤巻渓輔調教助手
「ドバイの砂は日本とは異質で、ほとんどの馬は気持ちがネガティブになりそうなほどのキックバックなのですが、最後まで諦めずに追い上げてきてくれました。苦しい思いをして走った分、メンタルがネガティブにならないようにケアしていきたいと思います」

10着 レモンポップ
坂井瑠星騎手
「初めての1,200メートルということで、ポジション的には思っていた位置でしたが、レモンポップのリズムで走ることができなかったです。こんなに負ける馬ではないと思いますので、もっと自分の力を発揮できる条件であればと思います」

田中博康調教師
「初めての1,200メートル、海外の舞台ということで、厳しい流れは承知のうえでしたが、想像していたとおりの流れで厳しい揉まれ方をしてしまいました。追走に余裕がなく、もう少し楽にいけていたらなと思います。今日は終始一杯一杯で、そうした流れを経験したことがなかったので、可哀想な選択をしてしまいました。これを糧に、また日本に戻ってから頑張りたいです」

12着 ジャスティン
B.ムルザバエフ騎手
「スタート直後に隣の馬(馬番9番のロードブロック)に大きく寄られたのが痛かったです。今日はそれが全てです」

矢作芳人調教師
「スタートも出たし、前に付けようと騎手も頑張ってくれたけど、やはり世界レベルのスピードにはちょっと敵わなかった。馬は頑張ってくれています。悔いはないです。状態は良かったです」

【写真】ドバイゴールデンシャヒーン

日本勢は敗退

 ライアン・ムーア騎手が見事な手綱さばきを見せた。シベリウスは直線最内からしぶとく抜け出す格好で、激しい追い比べを展開。ゴール前では後方から猛追したスイッツァランド、ガナイトらが横並びとなり、僅かに最内でシベリウスが凌いだ。日本勢には非常に厳しい展開で、道中後方から追い込んだリメイクが5着最先着にとどまった。

【全着順】
1着 シベリウス・アメリカ
2着 スイッツァランド・UAE
3着 ガナイト・アメリカ
4着 ホプキンズ・アメリカ
5着 リメイク・日本
6着 レッドルゼル・日本
7着 タズ・UAE
8着 シーズィーロケット・アメリカ
9着 サウンドマネー・UAE
10着 レモンポップ・日本
11着 スーパーオチョ・アメリカ
12着 ジャスティン・日本
13着 ムーヒーブ・UAE
14着 ロードブロック・UAE

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