現地時間2月25日、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた、サウジカップデー5R・レッドシーターフハンデキャップ（G3・芝3000m・1着賞金150万ドル＝約2億円）で、シルヴァーソニックが鮮やかに抜け出した快勝。レース後の公式会見に同馬を管理する池江泰寿調教師が出席した。

池江泰寿調教師一問一答

●今のお気持ちをお聞かせください
「私がサウジアラビアの地で初勝利を上げられたのはすごく興奮してますね」

●今日のレースは作戦通りにいったんでしょうか？
「作戦はそんなに私の方からダミアンには伝えてなかったので、彼の頭の中で何通りもシミュレーションしていると思いますので、彼にもう任せていました」

●こちらに輸送してきてからと馬の状態その辺はついてはどうお考えでしたか？
「こちらのサウジアラビアのジョッキークラブの関係者のお陰で本当に輸送もスムーズに行きましたし、こちらに来てからも検疫厩舎も快適なところでしたし、馬場のコンディションも良かったので、そのお陰でシルヴァーソニックも本当に日本にいるときと同じような良い状態でレースに臨めたというのが勝因の一つだと思いますね」

●次、ドバイゴールドカップを目標にというお話があると思うんですけども
「次走の選択肢は2つで、日本の春の天皇賞か、もしくはそのドバイゴールドカップの2択ですね」

●先生自身、凱旋門賞でオルフェーヴルを出走させた経験もありますし、ヨーロッパで走らせるという選択はありますか？
「ダミアン、オーストラリア人なのでね（笑）オーストラリアにすごく良いレースがあるって言ってますから（笑）」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　現地時間2月25日、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた、サウジカップデー5R・レッドシーターフハンデキャップ（G3・芝3000m・1着賞金150万ドル＝約2億円）は、D.レーン騎乗、シルヴァーソニック（牡7・栗東・池江泰寿）が、好位から抜け出して快勝。2着にエネミー（せん6・英・I.ウィリアムズ）、3着にゲットシャーティ（せん7・英・D.オメーラ）が入った。勝ちタイムは3:06.46。

　日本から参戦した、川田将雅騎乗のエヒト（牡6・栗東・森秀行）は7着敗退。

【1351ターフS】矢作師「出来れば逃げたいということでジョッキーと一致」バスラットレオンが逃げ切りV