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【兵庫ウインターカップ】パールプレミアが2年ぶり重賞V

兵庫ウインターカップ・パールプレミアと笹田知宏騎手 (C)兵庫県競馬組合

 抜群のスタートを決めたパールプレミアが終始2馬身ほどのリードを取って気分良くレースを運び、最後は半馬身差まで詰め寄られるもリラックスして走れたようでまったく危なげなしの勝利。名古屋若草賞以来、約2年ぶりの重賞制覇となった。

 2着はマックス、好位キープからジワジワ進出、自身の力は出し切った。前走時に続いての輸送競馬でも1キロしか減っていなかった点が好走につながった。3着はコウエイアンカ、初めて姫路コースだったが、返し馬終了後もいい感じに落ち着きを見せる。若干ゲート入りを嫌がったが、五分に出たことで思ったよりも前から離されず、内めのポジション取りもプラスだった。

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昨年の勝ち馬は見せ場なし

兵庫ウインターカップ口取り (C)兵庫県競馬組合

 次いでタガノプレトリア、ペースが上がったときにもソツなく対応できており、4着ながらも状態の良さが目立った走り。5着のサンロアノークは、ベストの470キロ台後半に絞り込めていたにも関わらず、3コーナー手前から手応え劣勢で伸びることはできず。

 人気の一角を占めた昨年2着ベストマッチョ、同1着インペリシャブルはいずれも着外に。ベストマッチョは予想以上に久々が響いたのか、直線の粘りがなく6着敗退。インペリシャブルは最後の最後まで見せ場なく終わって7着敗退に終わった。

 レース結果は、以下のとおり。

 23日、姫路競馬場で行われた11R・兵庫ウインターカップ(4歳上・重賞・ダ1400m)は、笹田知宏騎乗の7番人気、パールプレミア(牝5・兵庫・新子雅司)が勝利した。半馬身差の2着に1番人気のマックス(セ6・大井・福永敏)、3着にコウエイアンカ(セ8・兵庫・保利良平)が入った。勝ちタイムは1:28.8(稍重)。

 2番人気で吉原寛人騎乗、インペリシャブル(牡6・川崎・高月賢一)は、7着敗退、3番人気で吉村智洋騎乗、サンロアノーク(牡7・兵庫・田中一巧)は5着に敗れた。

パールプレミア 21戦13勝
(牝5・兵庫・新子雅司)
父:エスポワールシチー
母:アルマエルモ
母父:クロフネ
馬主:近藤洋司
生産者:イワミ牧場

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