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【フェブラリーS】坂井「僕は乗っているだけ」レモンポップがG1初制覇
2023/2/19 19:46
19日、東京競馬場で行われたG1・フェブラリーステークスは、1番人気のレモンポップが馬なりで抜け出しての完勝。他馬を寄せつけない見事な勝ちっぷりで、新ダート王者の座についた。今月で現役を引退、ラストG1騎乗となった福永祐一騎手は12着敗退。
フェブラリーS、勝利ジョッキーコメント
1着 レモンポップ
坂井瑠星騎手
「このような人気馬でチャンスをいただけたので、何とか結果で応えたいと思ったので、すごくホッとしています。調教で乗せていただいてからすごく乗りやすいと分かっていたので、あとは枠順と並びを見て、行く馬を行かせて、それ見ながら行ければいいなと田中博康先生とも話していましたし、そのプラン通り行けました。(道中先団に取りついた辺りは)手応えはすごく良かったです。(最後の直線)追い出してから苦しい形だったと思うんですけど、最後までしっかり脚を使ってくれたので勝つことが出来ました。とにかく精神的にどっしりしているので、馬が”緊張しなくていいよ”と言ってくれるような感じで、僕はもう乗っているだけで、その辺が強みだと思います。今年最初のG1を勝たせていただいて、また明日サウジに行きますけど、そっちの方でも良い結果を出して、これからもっともっと勝てるように頑張っていきたいと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
2月19日、東京11Rで行われた第40回フェブラリーステークス(4歳上オープン・G1・ダ1600m・1着賞金=1億2000万円)は、坂井瑠星騎乗の1番人気、レモンポップ(牡5・美浦・田中博康)が勝利し、嬉しいG1初制覇を飾った。勝ちタイムは1分35秒6(良)。
2着に3番人気のレッドルゼル(牡7・栗東・安田隆行)、3着に4番人気のメイショウハリオ(牡6・栗東・岡田稲男)が入った。
新ダート王者に君臨
1番人気に支持された坂井瑠星騎乗、レモンポップが新ダート王者に輝いた。レースでは先行馬群で折り合いをつけて絶好の手応えで直線入り口へ。持ったままで力強く進出を開始、直線半ばで鮮やかに抜け出し、後続を寄せつけない完璧な勝利だった。
フェブラリーステークスを勝ったレモンポップは、父Lemon Drop Kid、母Unreachable、母の父Giant’s Causewayという血統。アメリカ・Mr.& Mrs.Oliver S.Taitの生産馬で、馬主はゴドルフィン。通算成績は11戦8勝。重賞は23年根岸ステークス(G3)に次いで2勝目。鞍上の坂井瑠星騎手、管理する田中博康調教師は同レース初勝利。
【全着順】
1着 レモンポップ 坂井瑠星
2着 レッドルゼル 川田将雅
3着 メイショウハリオ 浜中俊
4着 ドライスタウト 戸崎圭太
5着 アドマイヤルプス 内田博幸
6着 スピーディキック 御神本訓史
7着 ヘリオス 武豊
8着 ソリストサンダー 菅原明良
9着 シャールズスパイト J.モレイラ
10着 ケンシンコウ T.バシュロ
11着 セキフウ M.デムーロ
12着 オーヴェルニュ 福永祐一
13着 ケイアイターコイズ 横山和生
14着 テイエムサウスダン C.ルメール
15着 ショウナンナデシコ 横山武史
16着 ジャスパープリンス 田中勝春
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