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【NARグランプリ2022】年度代表馬は兵庫イグナイター…田中学「JRAの馬に勝ちたい」
2023/2/17 06:15
16日、地方競馬全国協会は地方競馬で活躍した競走馬や厩舎関係者を表彰する「NARグランプリ2022」を都内ホテルで開催した。年度代表馬に選ばれたイグナイター(牡4・兵庫・新子雅司)を始め、各部門の表彰式が3年ぶりに行われた。年度代表馬で4歳以上最優秀牡馬に選出されたイグナイター関係者のコメントは以下のとおり。
新子師「次走は黒船賞」
馬主:野田善己氏
「本日はこのような素晴らしい名誉ある賞をいただき、本当にありがとうございました。新子先生、田中学騎手、武田厩務員はもちろん、イグナイターに関わってきていただいた生産者さん、育成の方々すべてに感謝しかないです。もちろん色々な夢を見せてくれたイグナイターにも”ありがとう”と感謝です。私も年度代表馬にふさわしいような馬主にならないとと、改めて実感しました。本日はありがとうございました」
新子雅司調教師
「ずっと取りたかった賞なので、非常に嬉しく思っています。2022年、JRAの馬と戦って、力が付いたかなと思います。勝ったレースは嬉しかったですけど、負けはしましたが南部杯でも0.2秒差まで迫れて、勝つチャンスが来たんだなと。トモに緩いところがしっかりしたのと、精神的に落ち着きが出てきています。今年はかしわ記念、そしてもう一度南部杯にチャレンジし、結果を出したいです。中央への挑戦をするとしたら来年かなと。次走は黒船賞で、前哨戦が去年よりも良いパフォーマンスができたので楽しみです。今年も皆さんとともに喜べるようなレースができたらと思います」
田中学騎手
「年度代表馬という賞をいただける馬に巡りあえたこと、そして賞を取れる少しの手助けができたことに感謝したいと思います。南部杯は僕の中で不本意なレースだったと思うので、すごく印象に残っています。良い位置を取れて、4角を回ってインを突いたことが(4着という)結果になったと思っているので、決して力負けではないと。競馬にたらればは無いんですが、4角で外に出ていれば結果は変わっていたかなと思うのが反省点ですね。(今年は)年度代表馬として、出るレースは全部勝ちたい。ただ去年暮れの園田(兵庫ゴールドトロフィー)で不本意な結果になったので、(前走の)高知も不安だったのですが、騎手が弱気になったのが情けないくらい強かった。今まで以上に結果が残せる競馬ができると思いますし、やはり地元でJRAの馬に勝ちたいという強い思いはあります。関係者も精一杯頑張っているので、ファンの方も温かい目で応援していただければ有難いと思います」
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