競馬ニュース
岩手競馬年度代表馬はヴァケーション
2023/1/13 19:14
岩手県競馬組合は13日、2022年度岩手競馬年度代表馬等選考委員会を盛岡競馬場内で行い、各部門表彰馬と年度代表馬を下記のとおり発表した。
栄えある年度代表馬には、シアンモア記念を勝利したことやグレード競走(マーキュリーカップ)で3着入線を果たしたことが評価され4歳以上最優秀馬に選出されたヴァケーション号が選ばれた。その他の各部門選考結果は下記のとおり。
各部門発表
●年度代表馬
・ヴァケーション(牡6・畠山信一)
戦績:8戦1勝
今季収得賞金:23,375,000
馬主:鈴木雅俊
●各部門表彰馬
年度代表馬:ヴァケーション(牡6・畠山信一)
2歳最優秀馬:フジラプンツェル(牝3・瀬戸幸一)
3歳最優秀馬:グットクレンジング(牡4・板垣吉則)
4歳以上最優秀馬:ヴァケーション(牡6・畠山信一)
最優秀ターフホース:ソロフレーズ(牡8・齋藤雄一)
最優秀牝馬:ゴールデンヒーラー(牝5・佐藤祐司)
最優秀短距離馬:キラットダイヤ(牝6・板垣吉則)
※記載内容は2023年1月3日終了時点(岩手競馬所属時)のもの
●馬事文化賞
・盛岡馬事文化の保存と伝承
盛岡馬っこ文化伝承会 代表・千葉正 氏
受賞理由:
同団体は盛岡の馬事文化の保存と伝承に取り組んでおり、一昨年(2021年)10月には、地域に根付く馬事文化の継承拠点として「馬っこ博物館」を開設。さらに、昨年11月に旧盛岡馬検場跡地に完成した「盛岡馬っこ文化伝承広場」の整備にも尽力した。この広場は、約80年にわたり馬競りが行われた旧盛岡馬検場跡地(松尾町)に、旧馬検場に掲げられていた「大看板」や旧盛岡畜産会館前に設置されていた「馬の親子像」を設置し、盛岡の馬事文化を後世に伝える広場として整備された。同団体の千葉正会長を中心とした地元有志は、旧馬検場が2018年に解体されたことを受け、馬事文化の保存と伝承のための施設整備に向けて活動を続け、馬産地として知られる本県の馬事文化の継承に大きく寄与するものであり、馬事文化賞に相応しい活動として、その功績が大きく評価された。
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