8日、中京競馬場で行われたG3・シンザン記念は、2番人気で武豊騎乗、ライトクオンタムが大外から鮮やかな差し切りV。武豊騎手はJRA重賞350勝、37年連続重賞勝ちの偉業を達成し、同騎手は「SDGsな感じでいいんじゃないでしょうか」と、持続している記録に独特の表現で答えた。

シンザン記念、勝利ジョッキーコメント
1着　ライトクオンタム
武豊騎手
「初めて乗せてもらったんですけど、良い馬ですね。（ゲートの）中でも落ち着きが無かったですし、ちょっと飛び上がるようなスタートになったので、あれでレースはもう切り替えました。（道中は）ちょっと外に逃げて走っていたので、あまり良い雰囲気ではなかったですね。最後の直線にかけるしかなかったので。でも、直線向いてゴーサイン出してよく反応してくれて、最後まで伸びてくれたので、能力あるなと思いました。かなり素質あると思います。ディープインパクト産駒ですし。まだまだ今日2回目ですからね。それでこのパフォーマンスなので、楽しみですね。（自身の37年連続JRA重賞勝利については）SDGsな感じでいいんじゃないでしょうか（笑）。今日勝てて嬉しいですし、この調子で頑張っていっぱい勝ちたいですね」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　8日、中京競馬場で行われた11R・シンザン記念（G3・3歳オープン・芝1600m）は、武豊騎乗の2番人気、ライトクオンタム（牝3・栗東・武幸四郎）が快勝した。1馬身差の2着に3番人気のペースセッティング（牡3・栗東・安田隆行）、3着にトーホウガレオン（牡3・栗東・石坂公一）が入った。勝ちタイムは1:33.7（良）。

　1番人気でD.イーガン騎乗、クファシル（牡3・栗東・池添学）は、7着敗退。

【新馬/東京5R】ディープ最終世代 ライトクオンタムがデビューV