26日、新潟4Rで池添謙一騎手騎乗、ルソンデュレーヴ号が1着となり、このレースで現役では15人目となるJRA通1100勝を達成した。今年は関東で4位、全国リーディングでは14位と好調。

「命をかけてレースをしています」

JRA通算1100勝
池添謙一騎手
「なかなか新潟競馬場には来る機会がないので札幌かなとは思っていたんですけど、昨日から5つだったんですけど、ポンポンと勝たせてもらって達成することが出来て良かったと思います。月並みですけど、自分ひとりの力では達成することは出来ない数字なので、自分に携わった方すべての方に有難い気持ちですし、本当に感謝しています。勝ち鞍は元々勝てるだけ勝ちたいと思っていますし、もっと上手くなりたいと常に思っています。豊さんが常にいつも「上手くなりたい」というふうに言っているので、それ以上僕が思わないとあの人の背中には近づけないと思うので、豊さんよりも強く気持ちを持って、少しでも上手くなりたいと思って日々やっています。今年春はG1勝っていないので、秋は必ず勝ちたいと思います。騎手というのは本当に危険と隣り合わせで、僕たちジョッキーは命をかけてレースしています。昨日も落馬がありましたけど、そういうのを目の当たりにすると何でこんなに危険な思いしながらジョッキーやっているのかなと思うこともたまにあるんですけど、一緒に走ってくれる馬と一体感となって勝った瞬間や迎えてくれるファンの方や関係者の方の喜んだ姿をみると本当にやっていて良かったなと思うし、このためにやっているんだなというふうにいつも感じています。21年やってきて、まだまだ上手くなりたいですし、もっともっと大きい舞台で勝ちたいですし、自分なりに頑張っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」