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【中山大障害】絶対王者オジュウチョウサン、ラストランは6着…ニシノデイジーがV
2022/12/24 14:52
障害の絶対王者オジュウチョウサンのラストランは無事に完走し6着、2013年のデビューから長きに渡った現役生活に別れを告げた。
レースでは序盤から好位4、5番手付近を追走して、ベテランジャンパーらしく上手く立ち回った。2週目後半では早くも手応えも劣勢のように見えたが、勝負どころで大外から懸命に進出。直線では大歓声に迎えられて6着で無事完走した。
2016年中山グランドジャンプで障害G1を初勝利し、一時は障害重賞9連勝と無類の強さを見せつけてきたオジュウチョウサン。晩年は前哨戦などで取りこぼすこともあったが、今春の中山グランドジャンプを制するなど大一番には強く、絶対王者として力のあるところを随所に見せてきた。
異例の二刀流として有馬記念にも参戦
2018年には過去に例を見ない挑戦で平地レースに参戦。異例の二刀流として有馬記念ファン投票3位、武豊騎手とのコンビで参戦し(5番人気・9着)、スターホースとして競馬界を盛り上げてきた。引退の花道は飾ることは出来なかったが、障害G1を9勝と色褪せることのない輝かしい成績を残してターフをあとにした。
オジュウチョウサン 40戦20勝
(牡11・美浦・和田正一郎)
父:ステイゴールド
母:シャドウシルエット
母父:シンボリクリスエス
馬主:(株)チョウサン
生産者:坂東牧場
主な勝ち鞍
2016年 東京JS(J-G3)
2016年 東京HJ(J-G2)
2016年 中山GJ(J-G1)
2016年 中山大障害(J-G1)
2017年 阪神SJ(J-G2)
2017年 東京HJ(J-G2)
2017年 中山GJ(J-G1)
2017年 中山大障害(J-G1)
2018年 中山GJ(J-G1)
2018年 開成山特別
2018年 南武特別
2019年 阪神SJ(J-G2)
2019年 中山GJ(J-G1)
2020年 阪神SJ(J-G2)
2020年 中山GJ(J-G1)
2021年 中山大障害(J-G1)
2022年 中山GJ(J-G1)
【中山大障害・全着順】
1着 ニシノデイジー 五十嵐雄祐
2着 ゼノヴァース 森一馬
3着 マイネルレオーネ 植野貴也
4着 マッスルビーチ 北沢伸也
5着 ビレッジイーグル 大江原圭
6着 オジュウチョウサン 石神深一
7着 ブラゾンダムール 西谷誠
8着 ケンホファヴァルト 小牧加矢太
9着 テイエムチューハイ 小野寺祐太
10着 テイエムタツマキ 黒岩悠
競走中止 アサクサゲンキ 平沢健治
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