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【朝日杯FS】横山武「キャリア2戦目ですごい馬」レース後ジョッキーコメント
2022/12/19 06:10
18日、阪神競馬場で行われたG1・朝日杯フューチュリティステークスは、1番人気のドルチェモアが無傷の3連勝でG1初制覇を飾った。坂井瑠星騎手と同馬とのコンビは初めてだったが、テン乗りでも見事期待に応えた。
朝日杯FS、レース後ジョッキーコメント
1着 ドルチェモア
坂井瑠星騎手
「このようなチャンスをいただけて、オーナー含め須貝先生、全ての関係者の方に感謝したいです。4回続けて追い切りに乗せていただいて、この馬のことはバッチリ分かっていましたし、あとは先生と打ち合わせした通り良いレースが出来たと思います。(道中のレースプランは)イメージしていた通りで、すごく上手くいったと思います。短距離から勝ち上がってきている馬も多かったですし、ペースは想定内でした。道中も上手くいきましたし、直線もしっかり反応してくれたので、あとは何とか凌いでくれという感じでした。今年は本当に沢山チャンスをいただいていて、なかなか結果出せないレースも多かったんですけど、こうやってG1を勝つことが出来て、少しは恩返し出来たかなと思います。応援していただき、ありがとうございました。まだまだ頑張っていきますので、これからも応援のほどお願いします」
2着 ダノンタッチダウン
川田将雅騎手
「現状の体でG1で2着まで来てくれました。来年成長を伴えば、さらにいい走りができると思いますので楽しみです」
3着 レイベリング
横山武史騎手
「キャリア2戦目ですごい馬です。テンションも思ったより我慢してくれましたし、スタートも決まっていい位置で運べました。本格化はまだ先ですし、これからに期待したいです」
4着 キョウエイブリッサ
川須栄彦騎手
「G1の舞台で差のないところまで伸びてくれました。内が有利な馬場で枠も良かったと思います」
5着 バグラダス
吉田隼人騎手
「馬の後ろに入れるまでに力みました。強い相手に頑張ってくれたと思います」
7着 オオバンブルマイ
C.ルメール騎手
「ゲートの中でチャカチャカしていました。直線はちょっと伸びてくれました」
武豊「距離も長い」
16着 フロムダスク
武豊騎手
「あまりスタートが良くなかったし、距離も長いと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
12月18日、阪神11Rで行われた第74回朝日杯フューチュリティステークス(2歳オープン・牡牝・G1・芝1600m・1着賞金=7000万円)は、坂井瑠星騎乗の1番人気、ドルチェモア(牡2・栗東・須貝尚介)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒9(良)。
2着に2番人気のダノンタッチダウン(牡2・栗東・安田隆行)、3着に3番人気のレイベリング(牡2・美浦・鹿戸雄一)が入った。
無傷の3連勝
1番人気に支持された坂井琉星騎乗、ドルチェモアが無傷の3連勝で2歳王者に輝いた。道中は絶好のスタートを決めて好位3番手へ。終始ロスなく進めて直線へ向くと、外目へ持ち出してじわじわと抜け出した。ゴール前は外から来たダノンタッチダウンが急追したが、危なげなく凌いで見事に押し切った。
朝日杯フューチュリティステークスを勝ったドルチェモアは、父ルーラーシップ、母アユサン、母の父ディープインパクトという血統。北海道日高町・下河辺牧場の生産馬で、馬主は(株)スリーエイチレーシング。通算成績は3戦3勝。重賞は2022年サウジアラビアロイヤルカップ(G3)に次いで2勝目。鞍上の坂井琉星騎手、管理する須貝尚介調教師は共に同レース初勝利。
【全着順】
1着 ドルチェモア 坂井瑠星
2着 ダノンタッチダウン 川田将雅
3着 レイベリング 横山武史
4着 キョウエイブリッサ 川須栄彦
5着 バグラダス 吉田隼人
6着 オールパルフェ 大野拓弥
7着 オオバンブルマイ C.ルメール
8着 ティニア 福永祐一
9着 コーパスクリスティ D.イーガン
10着 グラニット 松山弘平
11着 ニシノベストワン 藤岡佑介
12着 ドンデンガエシ 横山典弘
13着 スズカダブル 鮫島克駿
14着 ミシェラドラータ 酒井学
15着 ウメムスビ 角田大河
16着 フロムダスク 武豊
17着 エンファサイズ 藤岡康太
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