14日、川崎競馬場で行われた交流G1・全日本2歳優駿は、松若風馬騎乗のデルマソトガケが交流G1初制覇を飾った。直線では人気馬を目掛けて大外から猛追し、ゴール前で先頭に立った。

全日本2歳優駿、勝利ジョッキーコメント
1着　デルマソトガケ
松若風馬騎手
「ほんと素直にとても嬉しいです。輸送とかあっても馬はしっかりどっしりしてくれていましたし、馬から勇気をもらいました。好位には付けたいなと思っていたので、出来ればもう一つ前に付けたかったんですけど、前半ペースも流れていたので向正面では良い位置にいるかなと思っていました。3コーナーから4コーナーにかけてはペリエールを目標にして追い出すことにしました。しっかり反応もしてくれたのでどうにか頑張ってくれという思いで、僕も必死に追っていました。口向きとかに難があったりするんですけど、競馬を使うにつれて解消もしてきて、本当に良い方向に向かっているなと思いますし、馬の成長をすごい感じます。今日はこんなに寒い中お集まりいただき、どうもありがとうございます。本当に良い結果が出せてすごい嬉しいです。デルマソトガケと共に僕も人馬共に成長していければと思うので、これからも応援よろしくお願いします」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　14日、川崎競馬場で行われた11R・全日本2歳優駿（Jpn1・2歳オープン・ダ1600m）は、松若風馬騎乗の3番人気、デルマソトガケ（牡2・栗東・音無秀孝）が勝利した。アタマ差の2着に2番人気のオマツリオトコ（牡2・美浦・伊藤圭三）、3着に1番人気のペリエール（牡2・美浦・黒岩陽一）が入った。勝ちタイムは1:43.3（稍重）。

【もちの木賞】マインドユアビスケッツ産駒 デルマソトガケが2勝目