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京都競馬場が愛称「センテニアル・パーク京都競馬場」となり来年4月22日にグランドオープン

中央競馬

2022/12/13 11:50

(C)競馬のおはなし

 JRAは、2020年第4回京都競馬以来、整備工事を行ってきた京都競馬場が、2023年4月22日(土)に愛称「センテニアル・パーク京都競馬場」となりグランドオープンすることを発表した。

 今回の工事は、2025年に京都競馬場開設100周年を迎えるにあたっての記念事業の一環として、スタンド改築、馬場改修、厩舎改築を含めた施設全体の整備をおこなった。愛称「センテニアル・パーク京都競馬場」のセンテニアルは、「100年の、100周年の」を意味する英語。淀に競馬場が開設されて2025年で100周年を迎えることにちなんだという。なお、第1回京都競馬第2日第10レース「山城ステークス」の競走名は、「センテニアル・パークステークス」に変更された。

●コンセプト
・夢と感動を届ける日本を代表する娯楽・レクリエーション施設
・アクセシビリティへの配慮
・環境への配慮
・時代の変化への対応

●特徴
<新スタンドおよびお客様エリア>
・ゆったりと間隔を設けた座席
・スタンド各フロアからも馬の歩様が見やすくなった楕円形のパドック
・女性用トイレの増設およびパウダーコーナーの新設
・歴代の三冠馬の馬像を配した「三冠馬メモリアルロード」の新設
・屋上の太陽光発電パネルなど環境への配慮
<芝コース・ダートコース>
・コース形状に大規模な変更なし
・芝外回りコースについて、4コーナーのカーブを緩やかにし、1600メートルスタート地点を拡幅

●主な施設
<スタンド>
新スタンドは「ゴールサイド」、旧ビッグスワンは「ステーションサイド」と呼び分け

<入場門>
・ステーションゲートは、引き続き京阪淀駅方面からの玄関口
・1階の平日払戻所を改修し、入場券や指定席券を持っていなくても利用できる買い帰り専用投票所を新設
・旧シンザンゲートは、パドックの移設にあわせて改築し、名称を「三冠ゲート」に変更
・第1回京都競馬から、指定席・入場券ネット予約の方も入場券当日現金発売の方も、すべてQRチケットによる入場方式
・入場門や指定席エリア出入口に置かれた端末に、自身のスマートフォンの画面や印字されたQRチケットをかざして入退場
・当日現金発売の入場券は、入場門付近の自動券売機で購入(紙に印字されたQRチケットを発行)

<パドック>
・長年親しまれた円形パドックは、より見やすさを追求した楕円形パドックに
・2階には360度パドックを取り囲む「パドックリング」を新設し、より多くの方に出走馬を間近で見ることができる

<ゴール板>
芝コース、ダートコースともに、競馬場のコース形状をかたどった新しいゴール板を設置

<三冠馬メモリアルロード>
旧ビッグスワンに展示している歴代三冠馬の馬像を、パドックの線路側に新設される遊歩道へ移設し、「三冠馬メモリアルロード」として整備

<指定席>
・指定席には、より快適でゆったりしたシートを使用
・新たに導入する「スマートシート+(プラス)」は、屋外席に加えて3階の専用エリアを指定席の方とともに利用可能

<投票所>
UMACA投票(キャッシュレス)中心の発売となる

●今後のスケジュール
4月15日(土)・16日(日) 新スタンドの一部をプレオープン
4月22日(土) グランドオープン(第1回京都競馬第1日)
6月から9月 ステーションサイドはリフレッシュ工事に伴い閉鎖(ゴールサイドでパークウインズ営業)

※JRA発表による

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