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【香港カップ】モレイラ「ベストな走り出来なかった」レース後コメント
2022/12/12 06:10
11日、香港・シャティン競馬場で行われたG1・香港カップは、地元のロマンチックウォリアーが勝利。日本勢最先着はダノンザキッドだったが、勝ち馬からは4馬身半突き放されての完敗だった。武豊騎手との新コンビで注目されたジャックドールは7着敗退。
2着 ダノンザキッド
北村友一騎手
「日本とは違った環境で、少し力みというのはゲートを出てからも見られましたが、ペースが流れたところでも周りに惑わされずに自分のペースでロス無く立ち回ろうというのを心がけました。本当に前走と同様に間を割って伸びてくれたと思います。勝った馬は強かったですけど、ダノンザキッド自身も頑張ってくれたと思います」
安田隆行調教師
「すごく冷静な良い競馬をしてくれて、厳しいところから、よく間を割って出てきたなと思います。すごく力を付けているなと思いました」
6着 ジオグリフ
W.ビュイック騎手
「直線の入口で少し控えたところ、行く気がなくなってしまいました。まだ3歳なので、これからさらに上積みがあると思います」
木村哲也調教師
「着順は残念ですし、応援してくれた人には申し訳ない気持ちです。ただ、彼自身は初めて経験する環境の変化に戸惑いもある中で、日ごとに回復を見せ、こちらの環境に慣れていってくれました。彼の頑張りに敬意を表したいと思います」
武豊「反応なかった」
7着 ジャックドール
武豊騎手
「ゲートでイレ込んで、取りたいポジションが取れませんでした。道中は良かったのですが、直線では反応がありませんでした」
藤岡健一調教師
「ゲートで少しイレ込んだみたいで、もうちょっと上手く出てくれればポジションも取れたかなと思うんですけど、いつものジャックドールの競馬にはならなかったのが一番の敗因かなと思います。良い状態でしたが、どこかでGⅠを取りたいと思っているので、引き続き挑戦したいです」
9着 レイパパレ
J.モレイラ騎手
「レイパパレにとってベストな走りができませんでした。勝ち馬はとても強かったです。乗せてもらって本当に感謝しています」
高野友和調教師
「馬は良く頑張ってくれました。スタートも決まって内目の良いポジションがとれました。4コーナーの手応えからするともう少し伸びてくれるかと思ったのですが、他の馬の方が上回った感じです」
10着 パンサラッサ
吉田豊騎手
「スタートはあまり良くなかったものの1コーナーから行けたので、そこからはもっとこの馬らしくハミをとって行けるかと思いましたが、とって行けませんでした」
矢作芳人調教師
「らしさがありませんでした」
レース結果、詳細は下記のとおり。
11日、香港・シャティン競馬場で行われた香港国際競走8R・香港カップ(G1・3歳上・芝2000m・12頭立て・総賞金3400万香港ドル=約5億780万円)は、香港のロマンチックウォリアー(セ5・香・C.シャム)がライバルを圧倒してG1・2勝目を飾った。日本勢はダノンザキッド(牡4・栗東・安田隆行)が2着で最先着。勝ちタイムは1分59秒70(良)。
2着にダノンザキッド(牡4・栗東・安田隆行)、3着にマネーキャッチャー(せん5・香・F.ロー)が入った。
日本から参戦した、W.ビュイック騎乗のジオグリフ(牡3・美浦・木村哲也)は6着、武豊騎乗のジャックドール(牡4・栗東・藤岡健一)は7着、J.モレイラ騎乗のレイパパレ(牝5・栗東・高野友和)は9着、吉田豊騎乗のパンサラッサ(牡5・栗東・矢作芳人)は10着に敗れた。
パンサラッサ、ジャックドールは見せ場無し
香港のロマンチックウォリアーが素晴らしい差し脚でG1・2勝目を飾った。レースでは絶好のスタートから馬なりで中団へ。勝負どころでも手応えは良く、直線馬場の三分どころからあっさりと後続を突き放し、力の違いを見せつけた。日本勢最先着は後方から2着に追い込んだダノンザキッド。
【全着順】
1着 ロマンチックウォリアー(香)
2着 ダノンザキッド(日)
3着 マネーキャッチャー(香)
4着 トゥールビヨンダイヤモンド(香)
5着 ロシアンエンペラー(香)
6着 ジオグリフ(日)
7着 ジャックドール(日)
8着 カーインスター(香)
9着 レイパパレ(日)
10着 パンサラッサ(日)
11着 オーダーオブオーストラリア(愛)
12着 サヴィーナイン(香)
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