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【香港マイル】手塚師「ここまで伸びないのは初めて」シュネルマイスターは9着敗退
2022/12/11 21:42
ルメール騎乗のシュネルマイスターは、後方からレースを進めたが、全く見せ場なく流れ込むようにゴール。状態には問題はなさそうだったものの、追走は厳しく、まさかの最下位という結果になった。
香港マイル
9着 シュネルマイスター
手塚貴久調教師
「輪乗りしている時は落ち着いていたということだったんですけども、ジョッキーはスタートしてからも全然行く気がなかったと言っていました。こっちに来てからは体調はいいなと思っているくらいだったので、ちょっと今原因を考えているところです。出負けしたにしてもここまで伸びないのは初めてでした。幸い上がりは大丈夫だったんですけど、この時計だったら走れないことはないなというところで、ちょっと不可解ですね。応援してくれた日本の皆さんには申し訳ないです」
レース結果、詳細は下記のとおり。
11日、香港・シャティン競馬場で行われた香港国際競走7R・香港マイル(G1・3歳上・芝1600m・10頭立て・総賞金2600万香港ドル=約4億420万円)は、香港のカリフォルニアスパングル(せん4・香・A.クルーズ)が早め先頭から抜け出してG1初制覇を飾った。また、このレース3連覇がかかったゴールデンシックスティ(せん7・香・K.ルイ)は惜しい2着に敗れた。勝ちタイムは1分33秒41(良)。
2着にゴールデンシックスティ(せん7・香・K.ルイ)、3着にローズオブインディシーズ(牡4・豪・A.ニーシャム)が入った。日本から参戦した、W.ビュイック騎乗のダノンスコーピオン(牡3・栗東・安田隆行)は6着、C.ルメール騎乗のシュネルマイスター(牡4・美浦・手塚貴久)は9着に敗れた。
日本勢は見せ場なく敗退
香港のスターホース、ゴールデンシックスティの3連覇を阻止したのは、同じく香港のカリフォルニアスパングルだった。ラスト300mから堂々先頭に立ち、ゴール前でしぶとく迫ったライバルを見事に退けた。日本のシュネルマイスター、ダノンスコーピオンは後方追走から見せ場なく着外に敗れた。
【全着順】
1着 カリフォルニアスパングル(香)
2着 ゴールデンシックスティ(香)
3着 ローズオブインディシーズ(豪)
4着 ビューティージョイ(香)
5着 モアザンディス(香)
6着 ダノンスコーピオン(日)
7着 エクセレントプロポーザル(香)
8着 ワイクク(香)
9着 シュネルマイスター(日)
出走取消 サリオス(日)
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