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【香港ヴァーズ】尾関師「頑張ってくれた」ラストラン、グローリーヴェイズは3着

海外競馬

2022/12/11 21:31

香港ヴァーズ・グローリーヴェイズ (C)Yushi Machida

 過去にはこのレースを2勝、そしてラストランとなるグローリーヴェイズは3着に終わった。道中ロスなく立ち回り、直線入り口でも上手く内からさばいて抜け出して来たが、じわじわとした伸び脚にとどまった。

3着 グローリーヴェイズ
J.モレイラ騎手
「頑張ってくれました。グローリーヴェイズの状態は良かったですが、他の馬の状態も良かったこともあり今回の結果は残念でした。ただ、私は彼を誇りに思っています」

尾関知人調教師
「惜しかったです。最後のひと伸びが足りませんでした。まだ展開やラップがよくわからないので何とも言えないところがありますが、無事に走ってくれて何よりです。次はグローリーヴェイズの子供で挑戦したいです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 11日、香港・シャティン競馬場で行われた香港国際競走4R・香港ヴァーズ(G1・3歳上・芝2400m・10頭立て・総賞金2200万香港ドル=約3億7400万円)は、日本のウインマリリンが直線鋭い差し脚を伸ばして、G1初制覇を飾った。勝ちタイムは2分27秒53(良)。

 2着にボタニク(せん4・仏・A.ファーブル)、3着にグローリーヴェイズ(牡7・美浦・尾関知人)が入った。武豊騎乗のブルーム(牡6・愛・A.オブライエン)は8着に敗れた。

直線入り口ではほぼ最後方

香港ヴァーズ・ウインマリリン (C)Yushi Machida

 日本馬のウインマリリンが見事に香港ヴァーズを制した。スタートを決めて先行するも、深追いせずに道中は徐々にポジションを下げてほぼ最後方へ。勝負どころでも鞍上のダミアン・レーン騎手は慌てることなく外を回して進出。手応え絶好で直線を迎えると、大外から鮮やかな差し切りで海外の強豪をまとまて交わした。同じく日本から参戦したグローリーヴェイズは3着。また、ドイツのメンドシーノはゲートを出ることが出来ずに競走中止。

【全着順】
1着 ウインマリリン(日)
2着 ボタニク(仏)
3着 グローリーヴェイズ(日)
4着 パンフィールド(香)
5着 ストーンエイジ(愛)
6着 バブルギフト(仏)
7着 セニョールトーバ(香)
8着 ブルーム(愛)
9着 バターフィールド(香)
競走中止 メンドシーノ(独)

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